- 2002年 6月 -


◆ 6月30日(日)

   W杯サッカーもブラジルが勝ったところで、おもむろにゲームでも始める。またしても「悠久」。一昨日までは自警団にボコボコにされてたけど、今日は一味違う。よく分からないうちに戦闘レベルも上がっているため攻撃力も少しup。でもこの少しupしたことにより、自警団にも勝てる位にはなった。臥薪嘗胆、昔日の恨みを晴らすため今こそ立ち上がれ!

   武闘大会でのスゴロクバトルでは逃げられてしまう。運が良かったな! でも最後のスゴロクではなんとか捕まえてチクチクと切り刻む。カ・イ・カ・ン(古っ!)。でも奴等の所持金は少なく奪った金額も総額150G、奪われた金額の1/100である。貴様らっ! こんなはした金で許してもらえると思っているのかっ!? こうなりゃ、もっと嬲ってやる!! ヒャハハハ! 死ね! 死ねっ! 死ねーっっ!! ・・・・・

   後日、ジョートショップに1年前に支払った保釈金10万Gが返還される。始めは断ったのだか「どうしても」と言われたので「仕方なく」受け取ることにした。何故いまさら保釈金が返還されたのか、それは主人公の「無実が証明された」からである。決して無理矢理返還させた訳ではいことを最後に強調しておこう・・・


◆ 6月29日(土)

   タダで飲むビールは旨い。今日は大学院入試説明会があり、その懇親会に我々も参加してよいと放送が入る。これは私に対しての挑戦状であろう。実験の最中だったけど、急いで実験してキリのいいところで出陣。今日は特にM先生の研究室からやってきた学生がいたので少し話(バトル?)をするという目的もある。でも行ってみたら、もう帰ったのか居ない。しかたないので我々の研究室へ見学しに来たもう一人の人と話をしながら、ビールをたらふく飲む。空腹な上に休むヒマも無いほど飲んでいたので、結構酔ったかも?

   懇親会も19:00には解散になり、少しだけ余ったビール片手に研究室に戻る。飲みすぎたか、もはやとても実験できる状況ではない。まだまだ研究する気満々だったけど(嘘)、これでは仕方が無い。さっさと帰ってサッカーでも見ることにしよう。


◆ 6月28日(金)

   「悠久」にて、あの憎き「自警団」隊長の娘であるトリーシャの救出のイベントをこなす。本来なら誘拐された人を救出する役目は自警団の役目ではあるが、主人公らの勇み足もあり強制的に救出作戦に参加させられる。まあトリーシャ自身には罪はない訳だし、なにより野郎は見殺しにしても女性を見殺しにすることは許される事ではない。但し問題は、ここでもまたスゴロクバトルが始まることである。

   本来このような場面で競争してお互いの足を引っ張り合うなんてもっての外なのだが、自警団が本来の任務を忘れた上に攻撃してくるから性質が悪い。いつもなら魔法で適当にあしらうのだが、今回は魔法も戦闘もできないメンバーである。ここは一つ穏便に奴等と同じマスに止まらないようにしなくては・・・と思っている矢先、いきなり同じマスに止まり攻撃を食らう。体力は相当鍛えたとはいえ、まだまだ自警団の敵ではない。全滅寸前で7,000Gもの大金を置いて逃走。これでなんとか許してくれたようである。「最初からそうしてくれれば痛い目に合わせなくてすんだのによ!」 奴等の心の声が聞こえてきそうである。その後、もう一度3,500Gを強奪される。結局奪われた金はおよそ12,500G! これが市民を守る自警団のすることかよ!!(泣)


◆ 6月27日(木)

   草木も眠る丑三つ時。カサカサと鳴る音、青緑色に光る天井。気の弱い人なら飛び出して逃げるかもしれない。いつもはそんなことより眠気が勝ってぐっすり熟睡してるのだが、今日に限って気になって仕方ない。

   まずカサカサ鳴る音の正体は分かっている。実はこれゴキブリがゴミに触れたときの音だ。最近ゴキブリが大量発生していて、非常にうざい。ゴキブリホイホイも設置しているが、最近は捕獲されることが少なくなってきた。今ではゴキブリを叩き落す機会が多くなった。奴等は1回叩いたくらいでは平気で動き回るし、叩いて少し身が出てきた状態でもまだまだ元気である。さすが人間より太古の時代から生き残ってきた種族は生命力が違う。

   なんとかゴキブリは撃墜したものの、光る天井の正体だけは掴めない。その部分だけ新たに張り替えたとかの形跡も無いのだ。一体これは何なのだろう? でも寝苦しいとか金縛りにあったとかの被害は無いので、気にしないことにしよう。天井の一部分だけ光るなんて良くあることに違いない。


◆ 6月26日(水)

   またまた悠久幻想曲。実はもう2回目をクリアしていて、3回目のプレイとなる。ここまでやってみてやっと気づいたのだが、このゲームの本当の目的は「主人公の無実を晴らす」ことではなくて、「お気に入りのキャラとの萌え萌えエンディング」だったのだ。つまり技能を上げまくってシャドウを倒すことよりも、イベントの選択肢を間違えず良い結果で終わらせることの方が重要だったのだ。道理で敵さんみんな弱い訳だ。いつも1ターンで即死してたからなあ。

   という訳で今回は戦闘で役に立つ技能(戦闘・護身術・物理魔法)をなるべく取らずにやってみることにする。選んだキャラもナンパ師アレフ・女嫌いクリス・もはやマスコットキャラのメロディ。このメンバーだとクリスが一番使えるんじゃないかな?
   引き受ける仕事は料理とか商売とか舞踊技能が必要なものしかやらない。当初ジョートショップの経営が成り立たないのでは? と思ってたけど、なんとかなるものだ。というか何でも屋のくせに仕事の選り好みしてるふざけた経営なのに、仕事の依頼が次々とやってくるのは一体どういうことだ? これも全て店の主人のアリサさんの人徳の賜物なのだろうか?? いや、それともエンフィールドではバブル絶頂期でどこも人手不足なのかも知れない。

   そんな折、アリサさんの目を治療するという薬の話を聞く。我々貧弱4人組は薬のあるという洞窟へ強制的に連れてかれる。途中ザコ敵相手にも瀕死。そこへもってスゴロクバトル。さらに途中で自警団にボコボコにされ、金品没収!! ただでさえ多額の保釈金を支払ったというのに、3,000Gもの大金を強奪されるとは・・・。権力を持ちさらに武力を行使出来る者が、一般市民から武力をもって資産を強奪するなんて、自警団ならずとも人としてあるまじき行為である!


◆ 6月25日(火)

   W杯準決勝、韓国 vs. ドイツを観戦。この日は実験が遅くまで続いていたので、やはり研究室の小型テレビで観戦。今日はどうやら映りもいいようだ。

   せっかく映りが良い状態で見ていたのに、肝腎の試合はイマイチ。韓国選手は連戦の疲れか動きが鈍い。試合も一方的な展開。攻めてもボールすぐ取られるし、守りでも韓国ゴール前には人がいなくて何度もピンチになる。対してドイツは今までとは打って変わって、何故かいい動きしてる。ドイツって有力選手が殆どがケガしてて、本国ドイツでも散々な言われてたけど? 結局、1-0で韓国敗北。残念である。でもここで勝っても決勝は横浜だし、負けて韓国で3位決定戦をやるのが上策だろう・・・と不謹慎なことを考えるのは私だけだろうか?


◆ 6月23日(日)

   久しぶりに朝からゲームをする。日曜とはいえ朝からゲームすること自体久しぶりである。朝のゲーム、略して朝ゲーは起きがけの脳に程よい刺激にもなり、非常に清々しい気分になる。やってるゲームがクソゲーでなければの話だけど。

   今日のゲームは「悠久幻想曲」。プレステでも出ていて、そこそこの人気もあるようだ。これと雰囲気の似ている「ウィザーズハーモニー」はクソゲーだったこともあり、何かクソゲー臭のするゲームである。きっとキャラだけで売れてるんだろう。
   ゲームの目的は、何でも屋で仕事をこなして資金を得て、イベントをこなしては住民の支持を得、1年後の住民投票にて勝利を得る。・・なんか少し違う気がするけどたぶん気のせいだ。
   というわけでゲームを開始。主人公の名前は「糞」・・・ちょっとひどい名前つけちゃったかな? さて我が糞党に協力してくれる人を10人の中から3人選択するのだが、当然ながら野郎は無視して女性キャラ3人を選択。さて糞党としての仕事開始となるのだが・・・・どうしたら良いのか全く分からん! 説明書読んでみたけど、非常に不親切でやっぱり分からない。これは攻略本も買えば分かるよという、よくギャルゲーで利用されてるあこぎな手段である。屈っ! この時点でやる気は激減したが、なんとか気を落ち着かせてゲーム続行することに成功。糞党に清き一票を入れてもらうため、五里霧中ながらも頑張り通す。

   もはや夜が白み始めたが、何とかクリア。・・・うーむ、実はそれなりに楽しめるかも? 難易度があまりにも低く、本当に適当にやってた割にはスゴロクバトルで簡単に勝利できるという痛いところはあるけど、イベントはまあまあ楽しめるのでヒマ潰しにはなるなあ。意外な収穫で嬉しさ半分、クソゲーではなくてガッカリした複雑な気分に浸る。でも、そんなことより明日(今日ではあるが)は月曜。ゲーム徹夜により月曜からダルい朝を迎えることには間違いなし。何をしてるのやら・・・


◆ 6月22日(土)

   実験の合間に韓国 vs. スペイン戦を後半から観戦。勢いに乗る韓国。前半戦は無敵艦隊に対してもひけをとらず0-0のまま、後半戦に突入。試合までの日程も短く、またイタリアに勝ったときに酒でも飲んで大騒ぎして(私の勝手な想像です)疲労が残り、スペイン戦ではボロボロだろうと思ってたけど、意外にも善戦。いや、実はまだ酔っててアルコールエンジンで動いているのかも? ・・・国際問題的発言したかな?

   しかし韓国の応援のすごいこと! 審判すら誤審させるほどの勢いである。この誤審が後に問題となるのだが・・・。しかもスペインに勝ってしまったから、問題はさらに大きくなる。イタリアやスペインの各誌がこぞって誤審について書いているそうだ。韓国にまさかの敗退をした悔しさは分かるけど、実際十分に互角に戦っていた訳だし、ホーム有利で誤審されても多少は仕方ないのでは? と思うところだが。でも日本でも柔道で誤審によって日本人選手が負けたら大騒ぎするし、きっとそれと一緒なんだろうな。


◆ 6月21日(金)

   すごく久しぶりにプログラムを組んでみた。昨日ふとアイデアが浮かんだので、実験の合間を縫いながら組んでみる。どんなプログラムかというと、PCRのプライマーを自動で作成するというもの。PCRとはPolymerase Chain Reaction の略で、ある領域のDNAを増幅させる方法である。犯罪捜査等でのDNA判定に利用されている技術であり、分子生物学の研究所でPCRをしてない研究所なんて無いほどである。
   PCRの原理は、まず高熱(94℃)で二本鎖DNAを一本鎖に分ける(変成)。そしてある温度(Tm値とか言われる)に下げてプライマーと呼ばれる小さなDNA断片を一本鎖DNAにくっつける(アニーリング)。そこで75℃にしてDNAポリメラーゼによってプライマーが付いた部分から5'から3'方向へ向けてDNAの合成を行う。これを繰り返すことによって、プライマーで囲まれた領域のDNAを増幅させることが可能である。DNAの知識もなく初めてこれを見た人は全く分からないかな? だいたいPCRをまともに説明しようとしたら、もっと文章が長くなる。そこまで文章を打ち込むのもダルいので、まあ簡単に「プライマーで囲まれた領域を増幅する」と思って下さい。何度もプライマーって言葉が出てきたことからも分かってもらえるかと思うけど、PCRではこのプライマーの設計が非常に重要となる。で、この設計が非常に面倒くさい。そこでプライマー候補を作成(というよりむしろ選択)してくれるプログラムがあると楽だなあと思ったので、プライマー自動設計プログラムを作ってみることにした。

   実はこのプログラムはそんなに難しくない。必要なプライマーの長さを入力して、DNA配列からATとCGが50%になるような配列を取り出すだけ(当然増幅したい領域は除く)。つまり入力するデータは、DNA配列・プライマーの長さ・増幅したい領域で、出力がプライマーとなるDNA断片とその場所となるプログラムである。少しだけCの心得のある人なら誰でもできるだろう。さらに、これをweb上で出来るようにすることを画策中。さて出来上がりはどうなるでしょうか?


◆ 6月18日(火)

   日本の決勝トーナメント第1戦、トルコ戦である。会場は宮城である。岡崎では晴れているのだが、仙台では雨だという。この雨が吉と出るか凶と出るか。

   今日はもう初めから実験は諦めてサッカーを見る。今回も研究室の小型テレビにて観戦。電波の調子が悪いのか、なかなか映像が出ない。綺麗に写るように調整しているうちにトルコ先制。少ししてからやっと見れるようになったけど、やっぱり調子は悪い。これも雨のせいだとしておこう。そんな見づらい状況で応援してあげたにも関わらず日本が0-1で敗退。・・・なんか、疲れたなあ。先制点取られた後はずるずると引きずって負けましたという感じだったし。負けるにしろ、せめて1点取って欲しかったなあ。

   夜にも韓国 vs. イタリア戦を少しだけ観戦。韓国のサポーターって本当に凄い。日本には無いね、こういう雰囲気。格好なんて気にしない、感情剥き出しの荒々しさという感じ。なんだか日本は負けて当然な気がしてきたなあ。というか今後、決勝トーナメントに登れる機会なんて無いんじゃないだろうか?


◆ 6月16日(日)

   昨日仕込んでおいた餃子の餡を取り出して餃子を作成する。皮の包み方は一体どうしたら良いのか分からなかったけど、適当に包んでみる。最初こそ餃子とは思えない形だったけど、10個目くらいにはそれなりの形にはなってきた。
   この餃子をまずは焼き餃子にしてみようとしたけれど、底の丸い中華鍋では非常に焼きづらい。それでも無理矢理餃子を敷き詰めて焼く。すし詰め状態で焼いたため、皮がくっつくという事態に陥ってしまったが、焼き加減は良さげである。

   では試食タイム。・・・何か味気無いような?? 肉とか野菜の味は十分出ているのだが・・・。そうだ! そういえば餡を仕込むときに醤油を忘れてた。


◆ 6月15日(土)

   今日は生まれて初めて餃子を作ってみることにする。餃子といっても具によって千差万別ではあるが、まずは普通の肉餃子。挽肉が大量に余っているというのが一番の理由だけど。今日の具は挽肉・ニンニク・生姜・ニラ・白菜・椎茸。料理酒を買い忘れたのが不覚ではある。とにかく材料を細かく刻んでこね回す。味付けに七味を加えて辛味を入れる。あとは一晩冷蔵庫で寝かせる。つまり味のほうは明日までお預けである。さてどんな味になっていることやら?

   餃子の餡を仕込んでから、久しぶりにゲームでもし始める。今日は「結婚」。名前の通り、デートして結婚するのが目的。相手には「卒業」のキャラ(女性)+5人の男性キャラが登場する。このゲームもクソゲー度指数の高い強敵である。
   まず最初には年齢・誕生日・職業を決める。年齢は・・・なんと95歳まで設定可能なのか。95歳の爺さんには結婚相手というより介護相手になってしまいそうである。でも面白そうなので95歳で決定。職業も年金貰う年で職業もクソも無いと思うのだが、まあ会社経営ならまだありそうである。というわけで超高収入・いまだ嫁さん募集中の絶倫爺さんでゲーム始めることにする。
   まず相手は適当に加藤にしたら、いきなりマラソンさせられる。おいおい、95歳の爺さんに何やらすんだ。お迎えがやってきたらどうするんだ。その後のデートでも何度か激しい運動をさせられるが、虫の息ながらも生き残る。結婚前には加藤の父親が登場して、家業(そば屋)を継いでくれなんて言われるけど、明らかにこっちが先に逝ってしまいそうなんですが? うーむ、矛盾多し。


◆ 6月14日(金)

   日本 vs. チュニジア戦の日である。開始時刻は15:30、普通の勤め人なら仕事時間中である。この時間、研究所内ではどうも人が少ない気がする。それに今日は健康診断の日なのだが、検査時間が妙に長い人も多いような? でも皆さん真面目な人が多いので、私の気のせいでしょう! たぶん。

   で、私はというと研究室にあった小型のテレビをつけ、実験の合間に観戦。まあいつものことながら、結局はサッカーを見続けることになってしまう。後半なんて最初の1点入れるところは見逃したものの、それ以降はずっと見続けた上に、終了後の選手との会見の場面まで見続ける。実験を再開したのは18:30から。今日もまた帰りが遅くなるなあ・・・


◆ 6月13日(木)

   研究内容の発表をする。米沢での研究内容の発表は以前行ったのだが、こっちでの研究内容を発表するのは初めて。今年はここの研究室でも人数が増えたためもあり、自分の順番が回ってくるのもかなり遅くなったけど、その分まとめるのが大変だ。しかも皆さんに分かるように説明せよと言われても、自分自身が分からないことだらけで、どこまで皆さんが分からないのかそれ自体が分かってない。結果、資料作るのにもダラダラと時間がかかってしまい昨日寝たのは朝5時くらいかな? とにかく明け方であったことだけは確かだ。

   眠さで呆然としている中での発表である。何を言っているのか殆ど憶えてない。というか、上手く研究内容が伝わっているのだろうか?? 質問を受けるも、反応が遅い上に、答えられない質問もあり。ダメダメ加減120%。終了後は微妙に落ち込んでいたけど、「説明は分かり易かったよ」と言われて一安心。まあ次に頑張れば良しとしましょう。


◆ 6月 9日(日)

   ワールドカップ、日本 vs. ロシア戦である。私はサッカーなんてほとんど興味は無いんだけど、せっかく日本でやってるんだし見ないのも損した気分になるので、なんとなく見ている程度。と言いながら4年前は深夜にも関わらず日本戦は全試合見てるし、今回も初戦の日本 vs. ベルギーは前後半通して見ていたりするのだが・・・。ベルギー戦では後半から点の取り合いになり結構面白かった。結果は引き分けだったけど、4年前の懸命に守って終わっただけのつまらん試合より良かったと思う。
   それで今日はロシア戦なのだが、どの番組でも「ロシアは暑さに慣れていないので勝機はある」って超楽観的解説してる。確かにロシア人は暑さには慣れてないだろうけど、そんなに動きが鈍くなるとは思えない。精々引き分ければ十分でしょう。

   20:30試合開始。最初の15分は大河ドラマを見ながら、ラジオでサッカーの中継を聞く。前半は何も無く0-0で終了。ビールを飲んでみていたせいもあって、インターバルの間非常に眠くなる・・・・・

   騒音で目を覚ます。何だ? 何があったんだ? と思っていたら、なんと日本が先制! 後半5分位で入ったゴールを見逃す。しかもその後何度かチャンスやピンチはあったものの、1-0のままで終了。なんと、日本がロシアに大金星! ということは決定的瞬間を見逃してしまったことになる。ショック!!


◆ 6月 7日(金)

   和風カレー、とでも言うのだろうか? 適当に寄せ集めの材料で料理してたら出来上がってしまった。普通は寄せ集めで適当に料理すると、それはもう無残なものが出来上がるのだが、今回はそれほど悪くは無いものが出来上がってしまった。何だか嬉しい気分である。

   どうやって作ったかというと、ジャガイモ(大量)、人参(1本)、玉葱(やっと残り2kg位)さやえんどう(少々)と挽肉(1.5kg)があったので最初は肉じゃがでも作ろうと思った。しかし途中で水を入れすぎる。なんだかカレーみたいだと思い方針変更。だしが入っているけどカレーにする。さやえんどうは後で食べることにする。既にだしがかなり効いているので醤油を入れて緩和。唐辛子、生姜を十分入れてからカレールウ追加。既に醤油で味がついているのでルウを少し入れただけで十分に味がある。でもこの時点ではまだカレーも水分多すぎトロみも無いので、何を思ったか片栗粉を投入。何か不思議なカレーが出来上がったが、味はそれほど悪くは無かった。みりんも微量入れるともっと和風っぽくなるかな?


◆ 6月 5日(水)

   今までの日記を見てるとなんだか研究のことを書かれているのが少ないなあ。これでは私が毎日遊んでいるかのように見られるではないか(汗)。たまには研究のことでも書いてみることにしよう。今の研究のまとめにもなるかも知れないし。

   今日は初めてハイブリを自分一人でやってみて成功。ハイブリとはSouthern Hybridizationのことで、その名の通りSouthernという人が1975年に考えた方法である。今流行りのマイクロアレイ(DNAチップ)でも利用される、というか利用しないと10万もする只のガラス板でしかない。細かいことはまだあまり分かってないので簡単に説明するけど、特定のDNA部分を検出する方法とでも言っておこう。例えばある生物のゲノム全体を制限酵素で切ったものを電気泳動した後にAという遺伝子の存在を調べたい場合、まず2本鎖DNAを1本鎖に変性させてメンブレンに転写した後、RI(放射性同位元素)等の標識を付けたAのDNA配列を持つDNA断片(probe; プローブ)をくっつけ(hybridize)れば、あとはCCDカメラや特殊なフィルム等で遺伝子Aを検出することができる訳である。何だか例えの方がより分からないような気がするが、 たぶん気のせいだ。
   ハイブリはDNAを扱っている研究室で使っていないところは無いほど、よく利用されている。でもこれにはRIを利用されることが多く(高感度のため)、このRIの手続きが色々と面倒くさいし、私自身この手続きをまだ済ませていなかったので、今までハイブリはやれずにいた。最近になってRIを使わない高感度のキッドを見つけたともあり、ここへ来て何ヶ月も経ってようやく出来るようになったという訳である。

   さて実験自体はバッチリ上手くいっているのだけど、結果は・・・。うーむ、思うように進まない。こっちに来てからこんな状況ばかり。気が重いなあ・・・。


◆ 6月 2日(日)

   昨日作ったばかりのシチューが泡を噴いている。しかも変な匂いまでする。確かに昨日から今日にかけては少し暑かったけど、1日でダメになるほどではない。私の経験則上、シチューは夏でも朝晩火をかけていれば3日は持つ。朝晩火もかけてたし、強いて言えば人参が少し萎れてたくらいだが・・・?

   そこでふと思った。実はこのシチューはもともと泡を噴くのではないだろうか? 勿体無い気分が先行しすぎたのだろう。十分に沸騰させてから食してみる。・・・・・不味いぃっ!! ネットリまとわりつく食感。鼻に残る腐臭。コーンシチューの風味が絶妙なハーモニーとなり舌を刺激する。とても人間の食するモノとは思えない。

   さてこのシチュー捨てるとしたら生ゴミなんだろうけど、最近環境問題をうるさく言われる中、無事に捨てることが出来るのだろうか? バイオハザードの印でも付けたら大丈夫かな?


◆ 6月 1日(土)

   サターンで卒業シリーズのうちSとUをやったからにはVもやってみようと心に誓う。サターン版オリジナルの卒業シリーズはクソゲーとの評価が高く、Vも卒業誕生10周年記念で出したわりには、なかなかの秀作クソゲーである。それでも卒業Uと同じ380円だったのにハラが立つ。

   まずはネームエントリー。尾崎、菊池、斎藤、松山、渡辺という名前の5人とくれば・・・・これ、誰か知ってる?? 少なくともネットで検索しても出てこなかったんだけど。もうこの時点でやる気50%ダウン。
   今回の目的は、まず初めてなので全員と結婚・・・・といきたかったのだが、なんとVでは最初から生徒と結婚しているではないか!? ということは5重婚というエンディングは無いのか? さらにこのゲームでの卒業の条件は全てのステータスがAにしなくてはならない。それって、卒業後の進路の変化はあるのだろうか? 開始早々から疑問の渦巻く中でゲームは進められてゆく・・・

   朝の6時。かなり頑張ってクリアしたが、燃え尽きてしまった・・・。前作までは「模擬教師」体験みたいなところはあったけど、Vは奥さんといかにデートするかという感じだったなあ。他の生徒なんてパラメータ上げるだけの存在でしかないし。しかも卒業後の進路はパラメータによって変化しなさそうだし。面白いのか、これ? ギャルゲーとして見ても何の価値もないし・・・
   何より今回は「あれ、この文章どこかで書いた記憶があるような・・・?」で終わらすことはとても出来なかった。これが最も残念でならない。


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