- 2003年 1月 -


◆ 1月 1日(水)

   家族恒例の毛通寺までの元朝参り。今年は私の運転はナシ。さすがに去年の惨状を見て懲りたのだろう。でも、今年は親父が運転手。ギックリ腰は大丈夫なのか? 何より元朝参りに行かずに病院に行った方が良いのでは? 元旦に開いている病院は少なそうだけど。

   何だかんだ言っていたが、親父は以外と普通に運転してた。無事に家にまで帰ってこれた。変なところで運を使っているなあ。だからおみくじも悪かったんだ。引いた結果は中吉だったけど、学業面は「もっと頑張れ」とのこと(泣)。私的には凶に等しい。というか他も散々なこと書かれまくりで、いっそのこと凶にしてくれよ! と言いたい内容。やっぱり世の中不況だから凶でも吉と書いているのかなあ?


◆ 1月 2日(木)

   ・・・・・ヒマだ。何もする事が無い。テレビでも見ている以外何もすることが無い。思わず箱根駅伝を最初から最後まで通して見てしまったよ。せめてネットさえ繋がっていれば何とか暇つぶし出来るんだけど、いまだCDプレイヤーの使い方すら知らぬ我が家の原人達に、パソコンを買えと言うのは酷というもの。でも流石にこのヒマさ加減は何とかして欲しいものだ。

   実家ではもう食ってはテレビを見て、また食ってテレビ見て・・・という生活になる。こんな生活3日も続けりゃ確実に太る。特に実家では米や野菜は自家製しかも採れたてなので料理は非常に美味い。たかが青菜のお浸しでも、醤油もかけずに食べられる。さらに親戚に肉屋さんまでいて、美味い肉を激安で購入可能。山なので魚介類こそ少ないけれど、それでも食卓の上は贅を尽くしたものである。そんな料理を残してしまうなんて勿体無い! と思って全部食べてしまうから、より太ってしまうんだよなあ。やっとの思いで2kgばかり痩せたと思ったのに一瞬で元に戻ってしまいそうである。6日にこちらでの用事を済ませる日まであと4日。体重は一体何kgにまで増えてしまうのか・・・


◆ 1月 6日(月)

   やっとヒマ地獄から解放される時が来た。昨日は祖母が食いすぎで入院してたりして、それなりにヒマも潰せたけど、実家に来てからは本当に何もすること無くヒマだったなあ。

   今日はこちらでのある用事を済ませてから岡崎へ向かうところである。その用事の途中、中学・高校の時の友人と出会ってしまった。彼は太った、いや体格が変形したと言った方が正確だろう。最初声をかけられても全く誰だか分からず、名前を言われても自分の記憶の中の彼の姿と照合できなかった。もうこうなると「懐かしい」という感情は薄れ、私を知っている「実知らぬ誰かと出会う」という感じである。彼の方は非常に懐かしがっていたが・・・

   そんな彼に、いま何をやっているのか聞かれる。懐かしい人に会った時によく行われる会話であるが、今の私にとっては詰問に等しい。「まだ学生です!」なんて言ったら話がややこしくなるし・・・。とりあえず常時携帯している研究所のネームプレートを見せて、適当に誤魔化す。なんだか凄い所に行って良く分からないことしてるんだ、と思われたようでこれ以上深く追求されなかった。良かった、良かった。


◆ 1月 7日(火)

   久しぶりのお仕事。実家でゴロゴロし過ぎたせいで、昼過ぎたばかりだというのにもうダルい。朝はいつも通り起きていたけれど、朝メシは作ってなかったからなあ。朝食を作るだけで、もう疲れちゃった。しかも今日の実験はほとんどやる事無いんだけど、そのちょっとの作業だけで疲れ切っている・・・。どうやらここ一週間は実験しても疲れないようリハビリが必要だなあ。


◆ 1月11日(土)

   今日から3連休。と言っても、実家への帰省で財政難に陥った私の懐事情では何処へも出られぬといったところ。うちの両親は「学生のうちに瀬戸大橋でも見に行くんだな」なんて馬鹿げたこと言ってたけど、瀬戸大橋まで距離にして300km以上。新幹線使って往復約8時間、運賃2万強。とても学生が気軽に行って来れるモノではない。大阪や京都をさし措いて何で瀬戸大橋にこだわるかも不明だが、東北からほとんど出た事の無い人間だからなあ。地図で見りゃすぐ近所に見えるからねえ。

   今日はさらに掃除機を購入して、財政難に追討ちをかける。以前に激安の掃除機購入したんだけど、すぐに壊れやがった。保障期間も丁度切れたので無料で修理出来なくなった。某大手電気メーカーの何とかタイマーでも仕組まれてたのだろうか? とにかく今は部屋中ホコリまみれ。クシャミ・鼻水が止まらなくなってきたので購入を決意。今度はすぐに壊れることの無いよう、大金を叩いて高性能(なのか?)掃除機購入。その性能素晴らしく、強力な吸引力でホコリを吸い取ってくれたが・・・財布の中は残り僅か。親からの仕送りが無かったら餓死するところだなあ。


◆ 1月12日(日)

   岡崎市内にあるという温泉に行く。以前無理矢理温泉に連れてかれた時、たまたま見つけた温泉がまた料金高くて・・・。何で風呂に入るのに1,500円も払わなくちゃならんのだっ!? とにかく奴らがまた「ヒマだ〜」とか言って来た時のためにも、近くで安い温泉を探していたら意外にも市内に数箇所あった。今日は確認も込めて行ってみたというところだ。

   その温泉の場所までは結構離れている。チャリで行くには遠さも感じるが、運動不足解消になるだろう。約20分程かけて目的地へ到着。中へ入り、気になる料金は・・・なんと400円。まあ普通の金額なんだけど、どこぞのボッタクリ温泉より断然安い。風呂の中も結構広いし、露天風呂もあればサウナも2つある。400円にしてはいいんじゃないでしょうか? と思ってたら、石鹸とシャンプーが無い。しかも私、石鹸やシャンプーはあるものだと思ってタオルしか持ってこなかったのに・・・。せっかく金を払って温泉に来たというのに体が洗えん。さて、どうしたものか。


◆ 1月13日(月)

   3連休の最終日。何処へも出かけられない私は久々にテレビをまったりと見ていた。すると食の安全なんて番組が始まった。いつもこの類の報道には不満が残る。危機感を煽るだけ煽っといて、消費者がどうしたら良いのかの対策は講じない。結局、一部の金持ちだけが安全で美味い食品を手にすることが出来るということになり、なんだかMMRみたいである。フィクションな分だけMMRがかなりマシというところかな?

   私としては日本の食料の安全性が失われる問題は主に消費者側にあると思っている。というのも皆さん虫食いや泥の付いた野菜は絶対に食べないし、さらに最近では食べることに手間暇かけたくないという人も増えたからだ。自家製の無農薬で手間暇かけた野菜を出しても、泥は完全に流しきって虫食いの部分も全て取り除かない限り、食べようとしない。そんなことする位ならスーパーで買ってきた野菜を食った方がいいと言い出す輩が大多数を占めるのが現状である。味は格段に落ちても、安くて簡単なものへと流れているのだ。そうなると合理性・物量・価格に勝る外国製品には国産物は勝てるはずもなく、益々外国から入ってくる食品が増えてくるのである。今までの自分らの行ってきたツケが回ってきた。ただそれだけである。

   特にここ数年の間に政府も農家に対して厳しい態度を取るようになったし、趣味であっても農家なんてやってられない。ちょっとだけ安全な国産の食品すら食べる事も出来なくなりつつあるだろう。もう日本で安全な食べ物を求めない方がいいんじゃないかな? それでも食の安全にグダグダ言う人は、農家にでもなるしかないでしょう。そんな危篤な人間は希少数だと思うけど。


◆ 1月14日(火)

   悠久ensemble2を達成率100%にせんと頑張っていたけれど、どうにも98%止まり。あとはエキシビジョンマッチである2名を倒せば100%になると思うけど・・・どうやっても出現してくれない。なんだかもうどうでも良くなってきたなあ。

   という訳で、違うゲームでもやってみることにする。次のゲームは「誕生 S」。ちなみに「誕生」と書いて「デビュー」と読む。大学入試のゲーム史で頻出問題なのでよく憶えておくように。10年くらい昔、「卒業」と同じ会社が作った作品であり、サターン版なので「S」が付く。育成シュミレーションゲームで、売れ残り新人アイドル3人をトップアイドルにまでのし上げるというのが目的だ。

   まずはチーム名付け。伊藤、藤村、田中とくれば・・・・いや、止めておこう。年齢を詐称していると思われてしまう。ボク若いから、この3人組がハートのエースとか年下の男とかに関係あるなんて分かんないよ! とりあえずチーム名も適当(?)に「キャンサーズ」に決定。cancer【名詞】癌、である。此より芸能界のガンとなるべく活動を開始するものとする。

   卒業シリーズでは全員AV女優にしてみたりしてたけど、このゲームでは現実味あり過ぎだよなあ。やばい方向へ進みそうだ。とりあえず体力だけ上げてみようと思って、体操三昧な日々。休みも取らず体操ばかりしてたら、すぐ病気になっちゃって逆に体力ダウン!! というか以降、失った分の体力を戻すべく体操 → 病気 → 体力ダウン → また体操、の悪循環。芸能界のガンどころか、自分達こそガンで倒れそうである。


◆ 1月16日(木)

   昨日ゲームの途中で力尽きて寝てしまった。そして朝起きた時にうっかり、リセットしてしまう。セーブしてなかったのでデータは消失。あーあ。体力無くなり過ぎて絶滅寸前だったけど、結末がどうなるかは見てみたかったのになあ。仕方が無いので、初めからチャレンジ。前回のプレイである程度のコツはつかめたので、今回はまともにアイドル大賞目指して頑張ってみよう!

   開始早々からプレゼント攻勢。いきなり3人全員を恋愛モードにさせる。・・・ってアイドル大賞目指してるんじゃないのか!? と言われそうではあるが、状態:色気にしておくと能力値の上昇が大きい。決してやましい気持ちからやっている訳ではないんだ。これもみな大賞を取るためなのだよ。分かってくれ君達!

   さて、次はライバル達とクイズで対決! このクイズ、自分達は負けても「自信」が下がる程度なのに対して、ライバルが負けると相手を1ヶ月間休業させてしまうという素晴らしきものである。特に日本に来たばかりで常識の無い鈴麗は格好の餌食。わざわざ中国から来たというのに、毎月の如くクイズ攻め。もうほとんど1年中仕事させてもらえず、開店休業状態。なんだか国際問題に発展しそうでもあるが、これもまた厳しい芸能界の定め。

   あとは、仕事をキッチリこなして人気を上げるだけだが・・・。なんでか失敗ばかり。いつまでたっても人気上がらず、年間トータルで最下位(泣)。ライバル達を休業させてばかりいたため、呪いでもかけられてしまったのだろうか? 今後もまた、ヤジの手紙やカミソリレターを受け取る日々が続きそうである。これもまた厳しい芸能界の定めである・・・


◆ 1月17日(金)

   「誕生」2年目の初仕事、ミュージカルが大ヒット! 同じ時期にミュージカルやってたライバル達を蹴散らし、5万人もの動員数を得た。人気も50以上upし、一気に上位へ食い込んできた。アイドル大賞への道も少し見えてきたようである。この出来事は彼女らに確固たる自信を与えた・・・いや、与えすぎたようである。

   以降、事務所ではタカビーの嵐が吹きまくり。日々「女王様とお呼びっ!」という声が事務所に響きわたる。ほとんどAVの事務所と化してしまった・・・。何としても彼女らの自信を上げないように、体操・基礎教養させてみても追いつかず。なんだか余計な体力と知恵をつけてしまっただけである。こんな状況では仕事も満足に出来きず人気を上げるのも難しいが、無駄に鍛えた教養と体力で、句会と駅伝大会を圧勝。特に駅伝大会は後続の選手が見えなくなるほどの快走ぶり。それにより僅かではあるが人気up。さらにクイズとのコンボ攻撃でライバル達にも仕事をさせないようにして、徐々に順位を上げてゆく。

   そしてアイドル大賞結果発表の日。結果は・・・・なんと、大賞受賞!! いやあ、各部門賞で頼りにしてたミュージカル賞すら僅差で落とした時には、もうダメだと思っていたんだけどなあ。やはり最後の最後で人気1位になったのが大きいのだろう。こうして見事トップアイドルとなったキャンサーズ。彼女らのその後は・・・伊藤・藤村はソロで活躍、田中は女優として活躍しているようである。誰一人としてAV女優にならなかった。よかった、よかった。


◆ 1月19日(日)

   「誕生」にて。次は大賞を取りつつ全員と結婚を目指す。マネージャーと結婚なんて結末があるのか確実な情報はないけど、卒業でもあったんだから多分あるのでしょう。しかもエンディング後には人間失格の烙印も付けられるに違いない。でも結婚の条件ってなんだろう? 魅力と信頼は必要として、教養も程よく必要なんだろう。教養が無いとAV女優に降格なんだろう。という訳で魅力・信頼・教養をMAXにするよう心がけてみる。

   まずマネージャータイプを「適性重視」にして、のっけからラブラブモードで開始。ライバル達をクイズで休業させて、自信が上がり過ぎたら体操・基礎教養・エアロビで自信を下げ・・・・・何だかやってることは前回と一緒のような気がするが? いや気のせいではない。単に前回より効率よく大賞目指しているだけになっているぞ。しかし、時既に遅かったようだ。2年目の半年過ぎた段階で、既に前回やった時の能力値を越え、発声や音感なんて要らぬ技能まで身に付けてしまっている・・・

   それで結果、大賞こそ楽勝で取れたが、その後の結末は前回と全く一緒。・・・なんだかなあ。


◆ 1月20日(月)

   「誕生」も次はライバル対決無しでアイドル大賞を取ることを試みる。ライバル達は初期状態で既に一定の人気を持っている上に、こちらより能力値が高い。同じ仕事してても差はなかなか縮まらない。そこでクイズやジュリヤマで対決して相手を休業に追いやって仕事を休業させない限り、アイドル大賞取るのは難しい。そこを敢えて対決せずにアイドル大賞は取れるかどうか挑戦してみようというところである。

   まず1年目は3人の得意分野の能力値上げ、開始直後は3人の能力は極めて低い。かろうじて田中の魅力のみがライバルに太刀打ち出来る値(それでも楠には負ける・・・)である。それぞれ伊藤は演技・発声、藤村は音感・発声、田中は魅力・演技を中心に上げる。初めの方の仕事は、なるべくライバル達と仕事が被らないところでひっそりとやっておく。非常に地味だ。というか、こうしている間にも益々人気に差が出てきている。これはいかん、と思って1年目の最後に発声・音感が800を越えた藤村を、皆が集中しているコンサートにぶつけてみたところ、なんと大失敗。敢無く撃沈され、さらに人気が開く。1年目の最後には1位の鈴麗と250以上差をつけられてしまった。最初は150の差だったのに・・・。


◆ 1月22日(水)

   2年目の初仕事。1年目では苦渋を飲まされたが、今年は違う。能力値もとうとう999が見えはじめるようになった。仕事と関連のある能力値がMAXだと、人気の上がり方が断然違う。あとはライバル達が集中している仕事にぶつけて、相手を引きずり落とすのみ。

   まず1月は演技・魅力999の田中が写真撮影、3月には常識100、演技・魅力999の伊藤が映画撮影で大攻勢。一気に100以上の人気を勝ち取る。さらに句会・駅伝でもダントツ1位を勝ち取り、9月・11月にはオール999の藤村でミュージカル。この2月合わせて30万人の人数を動員させる程。なんとこの1年で420もの人気を叩き出し、最後の最後でとうとう鈴麗を追い抜く! 人気も1位となり、アイドル大賞を受賞することとなったのである。

   対決無しもやってみたら意外と簡単だったかな。1年目はボロボロでどうかと思ったけど、2年目でかなり挽回できるようだし。というか能力値が結構簡単に上げられる気がするのだが、どうなんだろう?


◆ 1月23日(木)

   「誕生」もライバル対決無しでアイドル大賞取れるようになってきた。まだ全員と結婚EDとか見てないけど、もう気分が乗らなくなってきた。また違うゲームでもしてみるか・・・。サターンのゲームを漁っていたら、ふとシヴィライゼーションに目が止まる。このゲームはかなりやり込んでいた時期があった。攻略記事を書いたりする程であった。今でもたまにやってみてはいたが、またぞろやる気の虫がウズウズとしてきた。

   そこでちょっとネットでシヴィライゼーションについて調べていたら、なんと皇帝・未知の惑星・ノーリセットで紀元前に宇宙船打ち上げ成功という記事を発見! 私もAD100年までに打ち上げは成功していたけれど、まだ紀元前には成功していない。これは負けてはいられない! ここは一つ紀元前打ち上げ記録に挑戦しなくては!
   紀元前打ち上げとなるとタイトなスケジュールで行動せねばならない。まずは作戦を練らなければ。一応そのサイトにも紀元前打ち上げの攻略法は書いていたけど、自分ならではのやり方でやらねば勝った気にはならない。そこで自分の作った攻略サイトを参考にしてたんだけど・・・たまにやっている間に自分の腕も進化し続けていたのだろうか? ヌルすぎる攻略法である。しかも間違っているところあるし。これはまず手はじめに攻略記事の書き直しから始めないと!


◆ 1月29日(水)

   紀元前宇宙移民計画開始。なおこの時の条件として、地形はオート設定、難易度は皇帝、7文明、敵にやられてもリセットしない、を付け加えることとする。民族はモンゴルを選択。これは最初から「車輪」を持っている確率が高いからだ。あとは開拓民が2体いる状態になるまでは、リセットしまくり。20分くらい奮闘した後、やっと開拓民が2体になったので、そこからゲーム本番となる。

   まずは近くの小部族の村から合計$150もの金を獲得。この金を使って、いきなりチャリオット生産。序盤にて最強兵器の誉れ高いチャリオットを使い、付近を探索。そうしているうちにイギリスの民兵と遭遇。イギリスとの交渉になる。「アルファベット」と「陶芸」の技術交換をした上、$56を奪って和平(?)を結ぶ。このゲームにおいて和平締結は破るためにあるようなもの。さっそく次のターンで民兵を虐殺し、敵の首都ロンドンに迫る。こんな民兵しかいないような文明は滅んで当然、と言わんばかりにチャリオットの魔の手を差し伸べる・・・・・あっさり、敗北・・・。

   このゲームってこんなイカサマ臭いことがよくあるが、まさか民兵に負けるとは・・・。思わず怒りに身を任せてしまい、チャリオットを3体購入してしまう。たかが民兵に対して、地を震わせるチャリオット大部隊での猛攻。だがこの民兵、名の知れた勇者だったのかも知れない。チャリオット大部隊も残り1体まで減らされてしまった! さすがに最後は力尽きたようで、ロンドン陥落。・・・でも、ロンドン落とすのに何を大金叩いているのだろう。もしかして、20ターン位の時間を損しているんじゃないだろうか・・・


◆ 1月30日(木)

   いきなり出鼻を挫かれてしまった紀元前宇宙移民計画、2日目。BC 2800からの開始。実は昨日のうちにアポロ巨像を建築し、都市数も6までに増やした。今後はアポロ巨像の建っている都市を集中的に開拓し、なんとか昨日遅れを取り戻そうというところである。

   どうやら同じ大陸上にはイギリスしか敵はいなかった模様である。もう敵が居なくなって楽な気がするところだが、紀元前に宇宙船を打ち上げるためには敵国との文明交換(強奪?)が必要不可欠。大陸自体も狭いし、沼地・密林が多すぎるし、困難な状況である。そこへ追討ちをかけるように、知識の取得にて「天文学」が出現しなくなるという事態に陥る。「天文学」は「航海術」→「蒸気機関」→「鉄道」の文明大国への王道の重要な中継地点であり、さらにこれを取得して建築できるコペルニクス天文台は、アポロ巨像と組み合わせることで凶悪なまでの相乗効果を生み出す。それなのに・・・。ああ、紀元前打ち上げが遠ざかってゆく・・・

   AD 1年。モンゴルはやっと「工業化」に着手した段階。まだまだ宇宙船打ち上げには程遠い・・・


◆ 1月31日(金)

   紀元前宇宙移民計画も、どうやらまだ甘い点が見受けられるようだ。昨日の敗因はなにも「天文学」だけではないようだ。どうも私は大陸中の全ての敵を倒すことにこだわり過ぎているようだ。確かに同じ大陸にギリシャやモンゴルがいると、雲霞の如く軍勢を押寄せるので根絶やしにしておく必要がある。但し友好的な民族の場合がいる場合には無理に倒さない方がいいようだ。というのも、初期に技術交換と和平交渉(という名の強請り行為)に役に立つし、相手の都市が大きくなってくれれば容易に貿易路を開けて高収入を得ることも出来る。

   そこで今回はもっと相手と友好関係を結んでいくことにする。まずは民兵という名の斥候隊を飛ばして地図を広げる。それなりに広い大陸、平地も多い。同じ大陸にいる他文明は・・・ギリシャ(アレクサンダ)・ロシア(スターリン)・フランス(ナポレオン)。こちらはモンゴルだし、ケンカ早い民族ばかりいる物騒な大陸だ。とにかく距離も遠くて比較的温厚なフランスとは友好関係を結ぶとして、放置しておくと大軍を送り込むギリシャとロシアはチャリオット隊で潰しておく。

   物騒な奴等を排除し、都市の数も増えて安定した頃に、外交官を引き連れて正式に(?)フランスへ和平会談に行く。フランスは都市の数は少ないけれど、技術をかなり所持していた。7つの技術を交換し、$74を 強奪して 謝礼に貰って和平を結ぶ。そしてフランスとは道路も繋ぎキャラバン部隊を大量に送り込み貿易路も確保。ここまではいい感じに進んでいたのだが・・・

   BC 1800年、首都付近に海賊出現。海賊と言っても装甲歩兵1体のみ。とりあえずチャリオットで掃除しに行ったら・・・あっさり撃滅。でも首都には重装歩兵もいるし・・・またしても撃沈。なんと、首都サマルカンド陥落! このゲームでは首都が陥落してもまだまだゲームは続けられるけど、共和政治な我が国は汚職が大発生。ついでに各地で暴動も大発生し、開拓民にも逃げられまくり。文明発達スピードも急ブレーキがかかったように停滞する。後に別の地に首都を遷都し、サマルカンドも奪還したけど500年(25ターン)の時間をロス。もはや紀元前に宇宙船打ち上げは夢となってしまった・・・


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