- 2003年 5月 -


◆ 5月 1日(木)

   日本中の駅や公共機関で全室禁煙となったようである。タバコを吸わない私にとっては喜ぶべきことである。しかし、愛煙家は隅どころか外へ追いやられて、寂しそうに吸う姿はちょっと忍びない。まあ今まで喫煙者がマナー悪すぎたツケが回ってきたということもあるけれど。

   そもそもタバコを吸う人間と吸わない人間とでは感覚に違いがあり過ぎるのが問題である。ちなみに私はタバコの匂いだけでも気分が悪くなる。1本だけ吸ってきただけでも、タバコの匂いは十分に分かる。その匂いだけで気分が悪い。でもこれはまだ十分に我慢できる。タバコの煙を直接吸ったらもう最悪。頭は痛いし吐き気もする。特に食事の時、食べ終わった後に一服吸われるとかなり苦しい。しかし、この気分はタバコを吸う人間には絶対に分かってもらえない。

   分かってもらえない程度なら、まだ良い。「気分悪くなるから、絶対に吸わないでくれ」なんて言うと、機嫌悪くする人はかなり多い。まあさすがに「絶対に」吸うなというのは無思慮なので「少しならいいよ」と言うけれど、その一言を言ったら最後。いつの間にかバカバカ吸われてしまう。互いに「少し」の概念の違いが生み出すものであるが、タバコに関してはその差は画然だなあといつも感じてしまう。もうこうなってしまうと、どうせ分かり合えないので喫煙家を追い出す以外無いんだよね。まあ何よりタバコは害を出しているからねえ。有害物質に触れる機会の多い自分としては、タバコも同様に扱うべきであると思う。そう考えると何の防備も無く外で何時でも何処でも吸えるんだからいいじゃないか・・・って強引かな?


◆ 5月 2日(金)

   朝3:30起床。朝飯を作り始める。今日は朝一の電車に乗って米沢へ向かう日である。それゆえまだ夜とも言える時間に起床である。ちなみに昨日は日記を書いていたこともあり、眠った時間は2:30。ムチャクチャ眠い・・・。まあでも新幹線の中で眠ればいいや・・・と思ってたら東京駅で昨日からI研究所に出向いてたKさんに出会ったため、米沢までずっと話をしてしまった。おかげでちょっと眠い。

   研究室へ行くとK教授はいきなり不機嫌である。何でも私の研究テーマが変更されていたのが気に入らなかったらしい。おかげで会って早々文句をたれられた挙句、彼が講義から戻ってきた後も1時間半も長話をされてしまった。いやあ寝不足もあって非常に疲れましたよ。ただいつもならば夕方からは飲みになるところを、5時に帰ってくれたおかげで夕方からも小言を聞かされずに済んだ。良かった良かった。これで心置きなく、普通に酒を飲みに行ける。

   さて恒例の見えない文字でも文句のコーナー。ところで何で彼が不機嫌だったのか、これがイマイチ分かりかねている。なにせ彼は前の私の研究も知らないし、岡崎のH先生と私の研究内容について何も話をしていない。何にも知らないんだから怒る理由なんてある訳も無いはず。それどころか何も分かってないくせに、今の研究を続けるように言いたいのか何やら化学の話をし始める(意味不明?)。彼の話を訳すると、たぶん彼は自分がD3の時に同じように研究が全く進行せず苦しい状況だったのに、何とかなったから君も何とかならないかとでも言いたいのだろうが、運試しをしている余裕は今の私には無い。何のために研究内容を変えたかと言えば、今までの真っ当な成果が出るかどうか分からない研究よりは、今の確実に結果が出る研究を行い、とりあえず博士の資格だけは取得しようと思っている訳である。ところが彼はその事情を全く理解せず、運試しを続けよと言う訳である。私も好きでこの仕事してるんだけど、仙人じゃあるまいし霞食って生きられないからねえ・・・。まあ、この問題は許すとして、彼の何でも化学の話にするのは辛かったねえ。これを1時間半聞かされた時には気が遠くなりそうでしたよ! 彼は分子生物学では基本中の基本の話をしても理解できないのでこっちが懇切丁寧に説明しているのに、彼はちょっと化学式が出始めると小難しい化学式を出し始めて説明し、私が分からないと言うとそんな事くらいも分からんのかと言い出す。そんな事言うんだったらいい加減に制限酵素と相同組換えくらい覚えてよ! ほんとによくこれで分子生物学の講義やってるよなあ。まあ、これも許すとして、今回どうしても納得いかないのが「制限酵素がどうやってDNA鎖を切るのか化学的に説明せよ」と言われた事。ちなみにこの話は最近結晶構造解析屋さんが必至に行っているところ。これを理解せよということは、この研究をせよということであり、つまり私の研究はそちらの方向へ行き、元の研究は? となってしまう。でも彼は「簡単に出来るはずだ」と言って聞かない。そこで「私には分からないんですが、それはどうすればいいんですか?」と聞いたら・・・・話が長引いてしまった訳である。もう面倒くさくて適当に聞き流しておいたけど、結局は「出来るだろ?」と言うことらしい。何をどうしたらいいのかは1時間半も話しておきながら何も語ってないけどね。自分の妄想で「出来る」と思ったことを他人に無理矢理やらせるのは如何なものでしょう。挙句には「化学式で書けは全て理解できるのに、生物では絶対書かないよね」と、全世界の生物学者を敵に回すような暴言吐いてましたよ。それならあなたは化学も分子生物もやってるから、もっと生命現象を理解できても当然なんでしょうねえ。はぁ〜(疲)、前々から分かってはいたけれど、全くもってよく分からん御人である。


◆ 5月 3日(土)

   昨日は、というか今日だけど、夜の3時まで研究室の人たちと飲んでたなあ。結構疲れてたので最後には訳分からなくなってて、適当な事言ってたような気が・・・。最近、酔いが回ったときに虚言壁が出てきたかも? これはマズい。猛省せねば。

   二日酔い、というか普通にまだほろ酔い気分の昼に寮へ訪問。事務室でしばらくだべり始める。髭先生がSさんにカレーを無理矢理作らせたようで、食事付きの歓迎を受ける。私もお土産は持ってきたんだけど・・・悪いことしたかな? 次来る時には私の方で何か作って持って来ようか。というか髭先生、後でお返しくらいしておきなさいよ。

   夜にはモツ煮込みの立食パーティーと麻雀。モツ煮込みは調味料が味噌と生姜くらいしか無い状況で作ったから味はイマイチ。味噌を濃いめにして何とか誤魔化した味である。酒の肴にするのならまあ許せる味といった程度でしょう。麻雀は4回やって1、2、1、2位と圧勝。ただ久しぶりにやるとやっぱり感覚が鈍くなってるなあ。特に深夜の時間帯になってくると思考能力が止まってくるようになったし。うーむ、これは再修業の必要あり。でも岡崎で修行するとなると・・・雀荘? でも雀荘だと場代で消えてくし、1回でもビリ取ったらその月は二度と出向けない程の資金力だからなあ・・・。


◆ 5月 4日(日)

   昨日は夜まで麻雀してたので、昼に起きる。今日は本当は米沢観光に向かう予定だったのだが・・・カメラを忘れたもので、やる気95%減。そのため今日の日中はずっとゴロゴロしてしまった。というか、とあるラーメン屋でとんでもない量の一面チャーシュー大盛りを食べて、そんなモノを食べたがために疲れて昼間に動く気力が無くなったような気もするが・・・。

   結局は夜に麻雀するまでぐうたらし続ける有様であった。なんかそんな気の緩みを反映してか麻雀もぱっとしない感じ。気の緩んだ状態でやるものだから、いい麻雀も打てる訳もない。私と打つのを楽しみにしていた人もいたやうで、彼には失礼な打ち方してしまいました(謝)。ただちょっとだけここで弁解。私自身はギャンブルにはまったらとことんはまる性格なので、逆に金は賭けないでやってます。というか今の生活自体がギャンブルしてるので、もうこれ以上賭け事はする余裕がありません! そんな金の賭けない場では、面白さを演出しないとならない訳でして。負けても勝っても笑いを絶やさず、点数状況もなるべく均一にして、最後には私が勝つ・・・って最後に勝つことはなかなか難しいんですが。しかも長い間こんなことし続けてたら、もう体に染み付いたといいますか・・・ギャラリーを沸かせたり、その場を盛り上げたりする打ち方しちゃうんですよね。と、今日負けた言い訳を長々と語ってしまってます。今日の結果はずっとドベに最後にトップ。結局は殆ど勝てなかったんだから所詮は言い訳。でも負けた原因を、苦しい言い訳で言い返えさないと面目が立たない微妙なお年頃なもので・・・


◆ 5月 5日(月)

   本当は昼にでも帰る予定だったけど、朝早く起きちゃったこともあって朝の9:30くらいには寮を出る。この時間に出てしまうとちょっと早めに到着しちゃうけど、大学生たるもの朝は遅いと相場は決まっており、皆が起きてくるまで待っていたら出かける時には日が暮れてるかも知れない。それに帰ってすぐ実験なので早く帰れば帰るほど実験も早く終了する。とりあえず適当に部屋を訪問して、寝てる人には声もかけずに出てゆく。とはいえ今年は学位を取得するためにも何度も訪問する予定だし、その都度宿代わりに皆さんにお世話になりに何度か行くと思います。いつ行くかは不定期だけど、その時には皆さん宜しくお願いします。


◆ 5月 7日(水)

   研究室には連休明けの旅行帰りでお土産が並ぶ。私の持ってきたお土産も当然置いてある。私の購入したお土産は「樹氷ロマン」とかいうもの。この時期に樹氷? って気もするが、どうせ皆さんは知る由も無い。でも逆にこんな時期でも樹氷があるのか、と誤解を与えてしまったかも?

   そのお土産の中にお茶なんてものもあった。そういえば今は新茶の季節。お茶の本場・静岡からお茶を持ってきた人もいて、そのお茶を今日いただきました。しかもその人にちゃんとした淹れ方でお茶を淹れてもらったところ、かなり美味しかったです。いやあお茶ってかなりお湯を冷ましてから淹れると美味しく出来るんですね。お茶にもよるらしいんだけど、いいお茶ほど温めのお湯で淹れるといいみたい。勉強になったなあ。今度いいお茶が手に入ったら、温めのお湯で淹れてみることにしよう。


◆ 5月 9日(金)

   実家より山菜が取れたということで荷物が送られてきた。その荷物の中身で山菜の他に非常に中途半端な量の野菜まで入っていた。人参1/3本・玉ねぎ1個・ピーマン3個・・・ってこれで何を作れと? 特に1/3サイズに切られた人参が困りモノで捨てるにも忍びないし、かと言って使うには少なすぎる。しかしこれを解消する案として、ハンバーグに使用するということを思い立った。

   ハンバーグの作り方はそんなに難しくない。まず1牛豚合挽肉を購入。最近は近くのスーパーでは競争が激しいようで、挽肉の値段はだいぶ安くなりつつある。今回は100g 78円だが、いつもはさらに見切って100g 45-50円の辺りで買ってきては冷凍保存している。
   さて次の作業は野菜をみじん切りにすること。ミキサーがあれば非常に簡単にできるんだけど、そんなお金の余裕も無いので手作業でみじん切りにする。人参だけはサイズが小さいこともあり、おろして具に混ぜることにした。みじん切りした野菜は一旦火にかけるといいのだが、今回は面倒くさいのでパス。
   次は材料をかき混ぜるだけ。卵を混ぜて、栄養も考えてビール酵母を混ぜてみる。そしてパン粉を入れようとしたときのことであった。何か匂いがカビ臭い。賞味期限を見てみたら半年以上も前に切れていた・・・。不覚。しかしパン粉が無くとも多少なりとも粘り気は出ていたので、入れなくとも何とかなるでしょう。それにいつもパン粉入れすぎてパサパサさせてばかりいたし、ここは確実に肉汁溢れるハンバーグにしたいところでもある。
   最後にみじん切りしたニンニクと粗引き胡椒を混ぜて、あとは焼くだけ。このときバターを購入していないことに気付き再び不覚をとってしまったが、ここは仕方なくサラダ油で焼くこととする。パン粉無しなためすぐに崩れそうなデリケートなハンバーグを慎重に慎重に何度か引っくり返し、全く形を崩すことなくなんとか完成。

   さて味の方は・・・・うむ、今回は成功である。実のところいつもハンバーグは失敗ばかり。パン粉入れすぎ以外にも、ケチって肉少なすぎとか、大きな玉ねぎ買ってしまい玉ねぎの方が多いかも知れないモノ作ったり、変な材料入れてとてもハンバーグと言えない何かを作ったり、etc. いやあやっとまともなハンバーグできましたよ。ちょっとだけ嬉しい。


◆ 5月11日(日)

   今日は研究所で玉こん作り。なんで研究所で玉こんなんて作ってるのかというと、明日研究所内でパーティーが行われるからだ。そこで出す料理を作っているところ。ちなみに半年前はいも煮を作って、まあそこそこの評価を得た(と思う)ところである。今回は里芋の季節も外れているので、いも煮の代わりに玉こんを出すことにした。

   玉こんだと特に手間もかからないので、実験しながら仕込んでおくことも簡単である。あとは玉こんをどこから仕入れるかである。玉こんは東北、特に山形では何処でも手に入るけど、東北以外ではまず見かけない。そこで米沢のK研究室の方から送ってもらうことにした。なお玉こん自体は安く、1kgで387円。3kg買って消費税つけても1,200円強なので、もうちょっとで送料の方が高くつくところであった。

   さて、今日の午前中に到着した玉こんを早速研究所まで輸送して調理に取り掛かる。玉こんの作り方は本当に簡単。まず玉こんを空煎りする。玉こんをかき混ぜたときにキュッキュッと音がしだしたら醤油・料理酒・するめの足を入れて煮込む。今回は出かけた先のスーパーで料理酒が少量しか無かったので、代わりにみりんを入れた。これがまず失敗に繋がってしまったのである。いつも料理酒はドバドバと一帯が酒臭くなるほど入れるけど、みりんだと甘くなりすぎるので少量しか入れなかった。つまりこの時点で醤油味はまだ濃いままである。まあ明日は酒飲みながら食するので少々塩辛い方がいいのだが。ちょっと試食してみたら・・・・塩辛すぎ! 水でも入れてなんとか味を修正したけれど、大丈夫だろうか? 試食の時点ではまだ表面しか味が染み込んでなかったので、明日までには中和されているとは思うが・・・


◆ 5月12日(月)

   やはり塩辛い味は解消されず。しかしながら出さない訳にもいかないので何食わぬ顔でそのまま出したところ、意外と好評!? さすがに「かなり(塩)辛い」と言われまくったけど・・・。あまりの客足の良さに、瞬く間に完売。ダシのするめまで無くなる程でしたよ。醤油の匂いに釣られたのもあるのかな? 味からすれば前回のいも煮よりも格段酷い味だったんだけど、いも煮よりも集客力があるとは摩訶不思議なり。実は前回で大好評を得ていて、今回客を集めるきっかけになったと勝手に解釈することにしよう。


◆ 5月13日(火)

   久しぶりにプロ野球を見る。野球は結果こそ夜のニュースで見ていたけど、野球中継をテレビで見たのは久しぶり。土日こそ野球の見れる時間には帰ってきていたけど、土日はゲームしてるか他の番組見てるか料理してるからなあ。今日は今日でまだ実験が残っているんだけど、洗濯と買出しに一旦帰宅。あまり実験が長引くと店が閉まってしまうからね。そこで洗濯中の時間待ちに野球でも見ていたのである。

   既に大差で負けてた中日×ヤクルト戦はこれ以上見てもつまらないので、巨人×横浜戦を見る・・・が、これも大差がついていた。なんだ面白くない。ところで最近の巨人はケガ人だらけ。呪われてるんじゃないかと思える程。とうとう名も知らぬ選手まで出てきてしまっている。斎藤・福井は去年出てたから知ってるけど、鈴木って誰ですか? 去年出てきてたかな? というかもっと気になるのはケガ人の年俸。桑田・工藤・入来・清水・高橋・江藤・ペタジーニ・元木・最近復活したけど清原と、あと他にも何人かいたような気がするけど、とりあえずここで止めておくことにしよう。彼らの休んだ日数分の金額を考えると・・・なんか勿体無い。ボクにちょっと恵んでもらえないかなあ。


◆ 5月17日(土)

   2Lは作り過ぎだ。ヨーグルト増殖させてついこんな量に。どうやったら美味しく簡単にヨーグルトを作れるか研究しているうちにこうなってしまった。その甲斐あって、かなり簡単に作れるようになった。まず牛乳をパックごと温める。温めの温度になったら、種となるヨーグルトを入れかき混ぜる。あとはそのまま1日放置。いまこの辺りの温度なら丁度良く出来上がる。実に簡単である。

   しかし・・・こんなに作ってどうするんだ? と我ながら思う。冷静に考えてみれば、こんなに食するのは大変であることは明白である。というか冷静でなくとも分かりそうなものだが? どうやら集中すると周りが見えなくなるようで・・・


◆ 5月19日(月)

   ここ最近、またメガドラを起動している。久しぶりにゲームのレビューを書こうという理由もあったのだが、主に久しぶりにやってみたくなったためである。なお今日やっているのは「新創世記ラグナセンティ」。メガドラをちょっと知っている人しか知らないゲームである。メガドラ版ゼルダとか言う人もいたけど・・・その通りだと思ってます。パクリでは無いんだけれど、雰囲気はかなり似てるんだよねえ。

   このゲームでは「モンスターにも心はある」とか言い出して、姿格好がおかしいだけで捕まえたり殺したりする人間の残酷さ訴えている。突然降って湧いたかのように出てきたこの話に結構感動する人も多いとか? でもレベル上げのために何百万単位で殺戮している私にとっては馬耳東風。そもそも町人を殺し、捕まえに来た守衛も虐殺した上に、何食わぬ顔でまたその町へやってきてまた辻斬りする、キラーマシンと化してる我がキャラクター達にはモンスターも糞も関係無い。経験値を得るためなら何でもするからなあ。病気で苦しむカシムの母親に息子の二階級特進をプレゼントしたりするし。こんな非道の限りを尽くしてる人間に「モンスターにも心がある」といわれてもねえ。そんなことより、その「ココロ」って経験値になるのか?


◆ 5月23日(金)

   今年は動かせない原発があるようで、節電を訴えかけられている。節電と言っても・・・部屋に電子レンジどころか冷房も暖房も無い私にそんなこと言われても・・・。炊飯器でも長くとも30分以上保温させないようにしてる。そもそもご飯なんて保温し続けても不味いしね。それに温めないと食えないような不味い米食ってないし(と実家の米自慢してしまいました)。あとは冷蔵庫が我が家で最も電気食ってるけど、満タンに詰め込んだことは無く無駄に電力を使わないようにしている。これ以外には1日平均1時間やってるかどうかのTVゲームくらいしか無い。ゲーム機とか精密機器類の消費電力なんて高が知れてるし、節電のためゲームを止めたとしても、そんな程度の電力を節約してもどうするの? といったところ。あとは冷蔵庫を止めて、ご飯もガスコンロ使って炊けば消費電力も減らせるが・・・ますます現代人の生活から遠ざかっていくなあ・・・


◆ 5月24日(土)

   海が見たくなった。最近の陽気というか熱気のためか唐突に海を見たくなってきた。そこで今日の昼より蒲郡まで出かけることにした。最近海なんて新幹線で熱海と浜松を通りかかった時くらいしか見てなく、潮風を直接浴びるのは本当に久しぶりである。

   蒲郡までは岡崎からそれ程遠くも無い距離である。電車で10分ちょっとの距離である。蒲郡で有名な所は、競艇場と竹島、あと温泉にラグーナ蒲郡もある。その中で竹島に行くことにした。まあ最も金のかからない場所なので。ある意味競艇場も金のかからない(もしかしたら金の増える)場所であるが、残念ながら今日の持ち合わせはかなり少ない。負けてしまったら歩いて岡崎まで帰る可能性すら出てくる。というか私自身競艇やらないし。

   さて電車で蒲郡まで行って、そこから歩いて竹島まで行く。今日の天気はあいにくの曇り。天気予報では晴れと言ってたのに・・・。そんな天候であったが歩くと汗が吹き出てくる程に暑い。その分、海に到着したときの潮風は気分爽快。いやあ久々に見ると海っていいね。竹島には神社とかもあるし、多くの暖地性の植物とかも見られるらしいのだが、海の方ばかり見ていてしまった。おかげで竹島内部の写真を全く撮っていないことに帰ってから気が付く。不覚・・・。

   竹島の景色を・・・
砂浜より


◆ 5月26日(月)

   宮城・岩手県を中心に震度5〜6くらいの大きな地震が発生。テレビではどこでもそのニュースばかり。なお私の実家の町では土砂崩れまで発生したようであり、最も揺れの大きかった地域の一つでもある。しかし規模の割には死者が出ず、思っていたより被害も少なかったようである。私の実家でも物こそ散乱したようだけど、店の酒の損害は1本だけ。ケガもしてないようだ。

   この地域では25年前に宮城県沖地震があったばかりである。少なくとも私より上の年代の人なら誰でも記憶に残っている出来事である。少なくともケガしたりしないように安全な場所に避難する判断力はある。しかも地震の起こる以前より、地震に警戒するよう報告されていたようである。今日の大地震の前に余震が何度か続いていたようで、これも25年前と似たような状況であり、気を付けるように報告していたのだろう。これでは余程の不運でもない限り、死んだりすることは無いはずだ。

   まあここ岡崎では全く揺れすらしなかったから、こんな風に人事のように言えるけどね。それでも私も宮城県沖地震は体験したし、震度6までなら自分の体くらいは守る自信もあるけどね。こんな大地震も起こってからまた東海地震について騒ぎ始めたけど、どうせ損害が何兆円とか見当違いの心配してるんでしょう。まず自分達の命が守れないようなら金どころじゃないからねえ。まずはどうやったら安全なのか、どこへ避難すると良いのか、そういった情報をもっと徹底して報道すべきではないでしょうか?


◆ 5月30日(金)

   メガドラのストーリー オブ トアの宝石全て回収完了。これもまたレビューを書くためにやってみたのだが、以前のセーブデータがとりあえずクリアした程度の中途半端なデータであったことが判明。私としたことが・・・不覚である。

   そこで数日前からポセイドニアの国中で瞑想しまくっていた(?)ところであったが、どうしても残り5個が見つからず終い。困った時のネット頼み(攻略記事書いている人がいなそうではあるが・・・)で検索してみたところ・・・ありました! 攻略本出てなかったんだけど、それでも攻略記事書いてる人いました。残りの場所を見てみると、そんなの分かるか! という場所にありました。いやあ、この記事書いた人も偶然とはいえ、よく見つけたものだ。この記事を元に、私も宝石を全て回収することに成功したのである。この記事を書いてくれた方へ感謝!


◆ 5月31日(土)

   季節外れの台風直撃。今日は朝から大雨 & 強風。こんなさなかでも10分程度で済んでしまう用事のために研究所へ行かねばならぬ。おかげで朝からローテンション。一応雨が小康状態になったのを見計らって、無意味と知りつつも傘を差して外へ出る。

   ところで皆さんUSBメモリというのご存知でしょうか? そうUSBポートを使ってデータを保存できるやつです。フロッピーに比べて大容量だし、ポケットに入るサイズで持ち運びも簡単。何かと便利ということでラボで一人につき1個ずつ支給されていた。何でUSBメモリの話を持ち出したかというと、たぶん察した方もいると思いますが、研究所まで行く途中で無くしちゃったんですね。よほど風が強くて、飛ばされちゃったんでしょう・・・というか、のん気にしている場合ではない。弁償させられない為にも一刻も早く見つけ出さねば!

   ・・・豪雨の中、なんとか見つかりはしたものの、キャップは外れて差込部分が雨ざらしに! しかも一部部品が破損していて、表面も傷だらけになっている。車にでも踏まれたかのようだ。コレ、まだ使用できるのだろうか??


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