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皇帝からのアドバイス(基礎編)


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栄誉の殿堂

皇帝からのアドバイス(基礎編)
皇帝からのアドバイス(上級編)


 私(Uji)の調査による、シヴィライゼーション攻略法の基礎編である。基礎編とはいえ、難易度:皇帝でノーリセットクリアすることを考慮に入れてこの記事を書いている。ゆえに初心者には何を書いてあるのか全く意味不明な内容も多いと思うが、初心者から脱したばかりの人には非常に有用となる記事を取り揃えているつもりである。ここへ書いてあることを実践すれば、難易度:皇帝でノーリセットでなくてはやる価値無し! と言い放つ程のコアなプレイヤーになる(はず)であろう。(2012/01/26 更新)


・地形の設定

 このゲームでは、まず地形設定から始まる。「地球型惑星」か「未知の惑星」のどちらかを選択し、「未知の惑星」を選択した場合にはオート設定か環境設定(マニュアル設定)かを選択できる。

 ここで「地球型惑星」を選択した場合、現在の地球と似た形のマップでゲームを行う。このマップは何度プレイしても地形そのものの形は変わらない。但し特殊資源(馬、金鉱、魚など)や小部族の村は毎回ランダムに場所が変わる。地球型惑星を選択した場合、開始位置は民族ごとに決められている。つまりアメリカならワシントンの辺り、フランスならパリの辺り、日本なら東京の辺りからのスタートとなる。また地球型惑星の陸地面積は非常に大きく、未知の惑星で大陸を大きく設定しても地球型惑星の大きさになることはない。高得点を狙いたいなら地球型惑星を選択すべきである。

 「未知の惑星」ではある程度ランダムに地形が作成される。当然ながら民族の出現位置もまたランダムである。周りの状況が把握出来ない分だけ難易度は高めである。さらにマニュアル設定では地形をある程度決めることも出来る。地形の外観は画面に出てくるので難易度もある程度は予測可能であろう。なお大陸が小さく、食糧生産できる土地が乏しいほど難易度が高いので、30億年・陸地小・寒冷・乾燥が最も難しく、50億年・陸地大・温暖・気候普通が最も易しくなるであろう。

・民族による有利・不利

 民族の選択によって何が変わるのだろうか? 余り変わらないと思っている人も多いようだが、実は最初から取得できる技術が違っているのだ。例えばモンゴルは「車輪」、アメリカは「通貨」を取る確率が高い。やはり最初には「車輪」を取っておきたいところ。モンゴル・ギリシャ・ロシアがよく「車輪」できるようで、この3国の中から選択しよう。

 それと地球型惑星で開始した場合、スタート時には民族ごとによって定められた位置から開始される。それにより初めから食料・資源の収穫量に違いがあり、明らかに有利・不利が存在する。その上、最初から開拓民を2つ持った状態で始められる確率も違う。例えばイギリスは島国で狭い上に、資源に乏しく本当に身動きが取れない。イギリスを選んだ瞬間に皇帝クリアは無理だと考えてよいだろう。逆にロシアはスタート時から開拓民を2つ持った状態で開始することが多く、近くには曲がり角のある河川を持ち、近くに他文明が混在すること多いので初期の文明を得るのにこと欠かない。最も有利に展開できる文明だろう。日本は富士山効果で序盤は驚異的に文明を進歩させることができる。だが日本は非常に狭く船を作る必要も出てくるため、富士山があっても不利な感は否めない。なお、ローマ・ドイツ・ロシア・モンゴルは開拓民×2の状態で始められる確率が非常に高い。

 また未知の惑星で開始した場合、地形や場所はある程度ランダムに決定される。これにより民族の有利・不利はほとんど無いようだ。但しコンピュータの操作する他文明によっては難易度が大きく変わってくる。このとき攻撃的な民族は非常に脅威である。特にモンゴル・ギリシャは放置すると雲霞の如く軍勢を押寄せられてしまう。攻勢をかけられる機会を減らすためにも、最初からモンゴル・ギリシャで始めておくのも良いかもしれない。

・難易度によって何が変わる?

 難易度は簡単な方から順に族長・部隊長・皇太子・国王・皇帝の5段階で選択できる。難易度が変わると、知識の習得時間・小部族の村のイベント・蛮族の出現率と出現数・敵ユニットの強さ・兵舎の維持費・クリア時の達成率に影響がある。特に難易度・皇帝では敵ユニットの強さは、思わずコントローラーを投げつけたくなるほどのイカサマくさい強さに変貌する。マスターユニットの戦車でも重装歩兵にあっさり敗北することは、よくあることである。どんなに数値の差が開いていても、油断してはならない。

・ゲーム開始前から知識を得よ!

 地形と民族と難易度を選択したら、次は初めから持っている知識が決定される。このとき「土地の開墾(灌漑)」「道路の設置」「鉱抗の技術」の知識は必ず得られるが、他の知識はランダム(民族によって傾向はあるが)に決定される。このとき初めから6つ持った状態で始められるときもあれば、3つしか無い状況で始められるときもある。このとき初めから3つだけの状況でゲームを始めても、それだけ取得しなくてはならない知識が増え、結果として文明発達のスピードが遅くなる。出来れば6つ持った状態でスタートしておきたい。

・都市を設置する場所は?

 一番最初に作る町は、ゲーム開始時に開拓民が居た場所にする人は多いだろう。しかし、いきなり都市を作ってしまうと損をしてしまうことがあるのだ。まず都市は草地よりは平地に置く方がよい。というのも、都市を配置すると都市上のスクウエアは灌漑・道路(技術で「鉄道」があるときは鉄道も)がなされた状態になる。初期状態(専制政治)では草地を灌漑しても食糧生産は増えない。対して平地では食糧生産は1つ増える。つまり資源1つ分損をしていることになる。また同様に河川の上に都市を配置した場合も損をする。灌漑しても食料生産は変わらず、さらに河川はもともと交易+1であり道路を敷いても変わりない。

 初期に配置する都市の場所は、理想を言えば馬のいる平地・資源のある草地・オアシスの上に都市を配置したい。無ければ普通の平地の上にしておこう。近くに資源のある草地やオアシスがあるのならば、それらに道路を敷いてから平地に都市を建設すると効率が良い。また都市の周囲に鹿のいる森・曲がり角の河川・魚のいる海も欲しいところ。特に最初の都市は何かと資源が必要なので鹿のいる森は確保したいところである。

・小部族のワナ

 小部族の村は知識を得たり、町を作ったり、$50を得たり、新たな兵士が出来たりと、文明発達に有利に働くことが多い。しかし蛮族に囲まれて襲撃されることもあり、難易度が高くなるにつれて襲撃される確率と蛮族の数は上昇する傾向にある。難易度・皇帝では下手をすると8体に囲まれ、どんなユニットでもやられてしまう。脅威はこれだけではなく、さらに付近に自国の町があれば当然ながら襲撃されてしまい、下手すると蛮族によって文明滅亡の危機に晒される!

 なお難易度:皇帝のときでも、都市の数がまだ1の時は蛮族の出現する確率は少ないようだ。この時は民兵を出して積極的に小部族の村を訪問しておきたい。都市の数も増えてきたら、遠くにある小部族の村以外には訪問はさけるべし。

・最初に取るべき技術は?

 当然、「車輪」。「車輪」を取るとチャリオットが生産可能になる。チャリオットは攻撃力が強く、移動力もある。序盤はチャリオットを使って地図を広げながら、多くの他民族と出会って金品や技術を 強奪 取得しよう。なるべく多くの民族と会うため、出来ればガレー船も作って海外の他文明とも会っておきたい。

・他民族の交渉

 他民族と遭遇すると交渉をされることが多い。この交渉では、知識の交換や、平和条約の締結を交渉される。知識を交換すれば自前でその技術を発達させる手間が省けるので、文明発達のスピードを上げるには積極的に交換しておきたいところ。但しこちらから献上する技術を選べないのがつらい。「車輪」を取られた挙句、「騎乗」しか貰えない場合もよくある。無駄な技術をつかまされると、他の技術を取得するスピードが遅くなる結果にも繋がるので注意も必要だ。

 次に平和条約を締結するか交渉されるが、これは絶対「締結しない」を選択すべきである。相手によってはお金・技術を用意してもらえる場合がある。この金額は馬鹿に出来ない金額となることも多く、1文明で$100くらい貰えることもある。当然、雀の涙程度の金しか用意されない時もある。しかしその場合、さらに「締結しない」を選択するのも手かも知れない。上手くいけば、さらに技術を貰える可能性がある。

 但し、政治形態が共和政治・民主主義の場合、「締結しない」を選ぼうとしても却下されてしまい、金・技術を奪うことが出来ない。ピラミッドがあれば交渉する時のみ専制政治に変更するという技も使えるが、ピラミッドが無い時にはそうもいかない。ピラミッドが無いときには他文明とあらかた会って金品を巻き上げた後で革命するのも手である。

・都市を奪え!

 当然ながら他文明の都市は破壊するより占領できた方が、以降のゲーム展開を有利に進めることが出来る。他文明の都市の1つや2つくらいは占領しておきたい。都市に街壁の無い場合、攻撃を受けて防御側ユニットが倒されると人口は1減り、防御ユニットが居なくなって都市を占領するときにも人口は1減る。せっかく守備兵が居なくなっても人口が1なら都市は破壊されてしまうのだ。しかし攻撃し続けて人口が1になった場合でも1ターン待ってみよう。上手くいくと人口が2に復活した上に、防御兵がいない状況になることがある。

 また敵都市の守備兵はどこかの文明(含ム自文明)と戦争状態になると目一杯増やされてしまう。こうなると占領するのは非常に難しくなってしまう。まずは友好状態を作っておいて、敵の都市に一気に近づいて一気に攻めたてた方が、都市を占領し易い。

 なお難易度:皇帝のとき、他文明に重装歩兵が居る場合には戦闘は控えておきたい。マスターユニットのチャリオットでやっと互角の勝負であり、攻め落とすにはマスターユニットチャリオットを2、3体で囲まないと確実に勝てる保証は無い。他文明の都市の規模が5以上になると、重装歩兵は凶悪に強くなり、マスターユニット巡洋艦も撃沈されてしまう(!)。こうなった場合、一旦同盟でも組んでおいて、これ以上進出されないように外交官もしくは民兵で壁を作っておこう。

・道路・鉄道のススメ

 別に道路公団や鉄道会社の差し金ではないが、このゲームにおいては道路・鉄道は都市の発展には非常に重要である。特に草地・平地の多い都市に開拓民を集中させて、道路や鉄道を建設しまくることを勧める。

 道路は敷いておくと移動力1/3という効果の他に、平地・草地での交易を+1するという効果がある。さらに政治形態が共和主義・民主主義ではこれに+1上乗せされ、つまり道路を敷くと交易が+2されることになる。しかも平地・草地ではたったの2ターンで敷くことが出来きてしまう。どこぞの国のように道路で赤字が出る事は決して無いので、道路はガンガン敷いていこう。特に特殊資源のある平地・草地・砂漠のスクウエアから優先的に道路を敷き詰めておこう!

 鉄道は敷いておくと移動力が0でスイスイ移動できるようになる。それ以外にもスクウエアの生産量を1.5倍にするという効果ももっている。例えば、平地・馬・灌漑しているスクウエアに鉄道を敷くと、食料2・資源3 → 食料3・資源4(+道路の分で交易1)となる。何ておいしいんだ、畜生!(意味不明?)。ある程度必要な技術を取ったのなら、あとは「鉄道」を目指して技術を取得していこう。鉄道をとったら鉄道を敷くターン数の少ない平地・草地やオアシスから優先的に鉄道を敷きながら、自国の各都市を結んでキャラバンや軍事ユニットを1ターンで集結できるようにしよう。

・都市を発展させるには?

 序盤はやたらめったら都市を増やしてゆく方が有利である。だが、いつまでも都市を増やしてばかりでは文明も発達しない。同じ大陸に敵がいない、若しくは敵が手強くなり過ぎて都市を占領出来なくなったなら、じっくりと都市作りをしてゆこう。

 都市の発展は一局集中して開拓していく方がよい。都市が10くらいあるならば、そのうち2,3都市(周囲に草地・平地・河川・オアシス・魚のいる海が多いところを選ぼう)を集中的に開拓しよう。その都市は開拓者を出さず(人口増加のため)他の都市から開拓者を2,3体動員する。周辺の都市は主にキャラバン若しくは新都市設置用の開拓者を生産する。こうすることで、その都市は人口も桁違いに増加し、寺院・穀物倉庫・市場・図書館・銀行・大聖堂・大学・・・と建てて貿易路も3つ作れば、他の5,6都市合わせた分以上の金・知識・資源を叩きだせるようになる。しかしながら周辺都市も全く開拓しないというのもまた効率が悪いようである。最低限度、キャラバン・開拓民を即座に移動できるように大都市と道路を繋げておく程度はしておくべきである。できるならば周辺都市の人口が増える頃を見計らっては、1スクウエア分づつ開拓しておくとよい。

・土地変化の裏技

 都市を置く場所もなかなか上手く土地は取れることが無かったりするものだ。そこで簡単な技を紹介しよう。まず草地・平地・森林・密林・沼地は違う地形に変えてしまうことが出来る。

変更前変更後ターン数
草地森林10
森林平地5
密林森林15
密林草地15
沼地森林15
沼地草地15

 特殊資源のあるスクウエアではなんと! 特殊資源そのものの形も変化する! つまり以下のように変化させることが出来る。

BeforeAfter
地形特殊資源地形特殊資源
草地資源森林鹿
平地森林鹿
森林鹿平地
密林ダイヤ森林鹿
密林ダイヤ草地資源
沼地石油草地資源

 これで自分の思い通りの土地に作り変えよう。

・政治形態はどうする?

 初めの政治形態は「専制政治」。この政治形態はスクウエア生産量3以上の生産を-1するというもの。しかも汚職多い。だが、人口の数だけ兵士を持っても資源は減らないことから、多数の兵士を持つことが出来る。ゲーム初期のチャリオットでパトロールしているうちは有効である。しかしながら専制政治では生産力に乏しい上に汚職も多く、文明を発達させるには全く不利である。では次にどんな政治形態にするとよいか? それは絶対に「共和政治」か「民主主義」にするべきである。

 共和政治・民主主義は交易を生産するスクウエアで交易を+1するという利点がある。これが非常に大きなメリットとなる。平地・草地にも道路さえ敷けば交易が2となるのだ。人口5の都市で道路の敷いてある平地・草地を5個抑えると、それだけで交易は10得られる。都市が平地・草地の上にあるならば、さらに2追加されて交易は12である。他の政治形態で交易を12得るには、金鉱・ダイヤを2つくらい取らない限り難しいものがある。

 欠点は軍事ユニットを都市から出せなくなるといったところである。軍事ユニットを都市の外へ出すと不幸な市民を出してしまい、たちまち暴動が発生する。暴動が発生するとその都市の食料・資源・金の生産はストップししてしまう。そんな状況では敵都市を占領なんてとても無理に思えてしまうが、そこで外交官の出番である。外交官の使い方は下に詳しく書いてあるので、それを参照してほしい。

 ところで共和政治と民主主義ではどちらが良いのか? それは確実に民主主義である。民主主義は汚職が0であり都市の範囲がが広ければ広いほど効果を発揮する。暴動を2連続で起こさない(革命が起こるため)ことにさえ気をつければ、共和政治より高収入を望めるはずだ。革命のタイミングとしてもピラミッドを建てて後に、専制政治から一気に民主主義へ変更すると良いであろう。でも上でことさら共和政治も書いてある理由は? と思う人もいるだろう。その詳細は上級編にて説明しよう。

・税金・文化・贅沢品の割合

 最初は0/0/10(贅沢/税金/文化)で。最低限必要な文明(車輪など)を取ったら、税金をとって(思い切って0/10/0で)いこう。比較的簡単に取得できる文明は敵国から奪おう。奪う文明も無くなってきたら、また文明を発達させる(0/6/4くらい)。税金を取って建造物を買いまくっている方が文明発展のスピードが速い。人口が増えてきたところ(寺院・大聖堂・J.S.バッハの大聖堂で押さえられない位)で贅沢品も与える(1/5/4)。贅沢品を与えることにより不幸な市民の数を減らしてしまおう。

 贅沢品与えると損な気もするが、都市の人口が9,10以上になるとその限りでもない。贅沢品を与えず2,3人エンターティナーを置くよりは、贅沢品を与えてその2,3人を生産に回した方が食料・資源の収益が出るし、生産に回してさらに交易を得たことでより一層金回りも良くなるという好循環が発生するのだ。

 またどうしても建てておきたいもの(アポロ巨像などの七不思議)がある場合には数ターンに間、税率を上げておくのもよい。またダーウィンの大航海の建設後も税率を100%にしておくとよい(その七不思議の建設直後に文明が2つ取得できるため、文明に充てた分を損してしまう。なお税率100%は、建設したターンのみで、その次のターンには元に戻しておく)。さらにクリア前にはとことん贅沢品を増やし(10/0/0)、幸福な市民の数を増やして点数を稼いでおこう。

・上手なお買い物

 建築物やユニットは資源を貯めて生産するだけではなく、一定金額を支払うことにより、次のターンに生産させることも可能である。この金額は資源数が必要であればあるほど割高になる。特に資源の蓄積量が0の場合は金額がさらに倍になる(例:寺院(コスト40)、蓄積0のとき$160、蓄積1のとき$78)。購入の際は資源ボックスが最低1つは溜まっている状態で購入すること。

 さらに軍事ユニットや七不思議は建築物に比べて割高である。これを安く購入する技がある。まず建築物(兵舎や宮殿等)を購入。その直後に軍事ユニットや七不思議(チャリオットやアポロ巨像等)に変更すればよい。他にも宇宙船部品も割高であるので、この技を使って部品を購入(裁判所 → 構造体、大学 → コンポーネント、工業プラント → モジュール)していくと、非常に短いターン数で宇宙船を組み立てられる。

・貿易路の開拓

 キャラバンによって貿易路を開拓すると、交易への収入が増える。開拓した貿易路は意外と大きな収入になる。上手くいくと1都市当たり10近くの交易が手に入る。貿易は最大3都市まで行える。貿易路は交易収入の多い都市ほど収入が多くなるので、なるべく交易収入の多い3都市と貿易を行うこと。それと貿易路は都市ごとにバラバラに開くのではなく、交易収入の多い都市から集中的に貿易路を開拓する方がより交易収入が大きくなるので効率が良い。

 また他文明の都市に貿易路を設けるとかなりの収入が見込める。他文明の10以上の大都市があるならば是非とも貿易路を設けたいところ。ただし相手と文明発達の差がかなりある場合は、必ずと言っていいほど攻撃されるので要注意。

・キャラバン裏技

 キャラバンはただでさえ使えるユニットであるが、ここではさらにキャラバンを使ってより有効に使うための技を紹介する。

1. 生産の手助け
 キャラバンが七不思議を作っている都市に到達すると「七不思議の援助」が行え、七不思議を援助してもらうとターン数が減る(資源を与える)。これを利用して一度七不思議を生産し援助された後に、他の建築物・ユニットの生産に切り替えよう。またキャラバンは幾ら生産しても維持費0(資源消費が無い)ため、作り溜めしておいてもよいだろう。

2. 所属変更してから貿易路開拓
 技と言える程の技でもないが、非常に有用である。貿易路は交易収入の多い都市から集中的に行うと効率が良い。そこで近くの都市にもキャラバンを作成してもらい、その後所属変更すれば一気に幾つもの貿易路が開拓できる。この技はアポロ巨像を作った都市などに使うと、より効率よく贅沢品を稼げるようになるだろう。

3. 近くの都市に貿易路を設ける
 なるべくなら遠くの他文明の都市と貿易を設けたいが、そうも言ってられないこともある。これは自国の付近の大都市に貿易路を設けてしまうやり方である。貿易路は余りに近すぎる都市には設けることが出来ないが、やはり七不思議を利用することで貿易路が設けられる。「七不思議の援助」と同様にして、貿易路を設けたい都市で七不思議を生産する。そしてその都市に到達すると「七不思議の援助」の他に「貿易路の開拓」も選択できるようになる。

・外交官を使え!

 外交官は維持費0(資源消費が無い)で移動力あり、実に多くの働きをしてくれるユニットである。ここへ外交官の上手な使い方を記しておく。

1. 敵を買収
 敵ユニットは金さえ払えば必ず裏切ってもらえる。但し同じスクウェアに2体以上のユニットがいる場合には買収できないが、都市の防衛用に数体は置いていてもよいだろう。ちなみに買収する値段は所属する町の近くにいればいる程高くなり、町に近接している場合でチャリオットで350、騎士で500、戦車で1,500、開拓者で1,000くらいである。特に所属の無い海賊・山賊・ゲリラは激安。後半の海賊・山賊・ゲリラは非常に手強いので買収して事無きを得よう。

2. 都市の破壊
 外交官には都市に入ると「破壊行為をする」ということが出来る。まずは現在生産中の物の資源蓄積を0にすることが出来る。さらにその資源蓄積が0の場合に破壊工作をすると、街壁や寺院の破壊ができる。その街の中の建築物の破壊はランダムに決まる。1体だけでいくと大抵何かの生産をストップさせるだけだが、何体もの外交官で破壊工作すれば、街の中の建築物を何個も破壊できるであろう。この技は、敵国の首都(首都は外交官で買収できないため)の攻略に利用しよう。

3. 都市の買収(革命の煽動)
 とことんお金が余っている人へ。外交官には都市に入ると「革命の煽動」ということが出来る。「革命の煽動」で言われた分の費用を払うと、その都市が自国の都市になる! 1体だけで行っても何も破壊せず丸々都市を自分の物に出来るうえに、3体の守備兵が最初からいる。なお首都に近く、建築物が多く、人口が多く、その国の文明が進むほど買収する費用がかかるようだ。ちなみに首都から5,6スクウェア、七不思議3つ、人口10、1850年(騎士道はあるが火薬は無い)位の都市でも2,000くらいで買収できた。後半戦はこれで都市を買収しまくろう。なお敵都市が暴動中の場合には格安で買収できるようになる。なるべくなら敵都市が暴動中だったり、開拓者を出して人口が減った直後に買収するようにしたい。

・近未来技術による公害の脅威

 近未来技術は1つとるたび5点入るので点数を稼ぐには必要である。しかし近未来技術は取りすぎると公害が大発生するようになる。公害は通常画面にパーセンテージが表示されるはずなのだが、近未来技術を取りすぎるとどういう訳か表示されてないのに公害だけは発生してしまう(たぶん工業廃棄物では無く生活廃棄物が異常に増えるため)。近未来技術が20になる辺りでも公害が大量発生し易くなるが、公共交通機関にリサイクルセンターを建てればなんとか公害も防げる。ところが70を越えるとまたしても大量発生し、何を建てても全く収まらなくなる。もうこうなるとお手上げである。今のまま新たな技術を発展させてゆけばいずれ世界は公害だらけになるという、製作者による警告なのだろうか? とにかく近未来技術は50くらいで止めておいた方が良いだろう。

・リセット技

 最後にリセット(セーブ&ロード)を利用した技を紹介する。「皇帝でノーリセットを考慮に入れている」とか書いておきながら何事だ! と怒られそうな内容ではあるが、役に立つ情報として載せておくことにした。

1. 強いユニットを倒す
 みなさん思いつくことだと思うけど・・・。このゲームでは民兵でも戦艦に勝ってしまう(!?)ことすらあり得るのだ。つまり敵と戦う前にセーブして、やられたらロード。こうして勝つまでやり続ければ、街壁で防御された町も陥落させることが出来る。これの応用でガレー船で海の真ん中で沈没させずに世界一周とかも可能である。

2. ゲーム開始時に周辺地域を確認
 ゲーム開始時、周囲の状況は気になるところである。そこで開始早々セーブし、民兵・騎兵を何体か作って周囲の状況を探った後にロード。これで初めの都市の位置も無駄なく配置できるように出来るし、敵や小部族の位置も把握出来るので、以降の対策が立てやすくなる。

3. 小部族の村で地雷回避
 小部族の村で蛮族に襲われることがある。そうなる前に村の前でセーブしてから訪問する。そうすれば蛮族に襲われるというリスクを負うことも無くなる。しかしながら訪問イベントには一定パターンがあるようで、毎回町を作ったりとかは出来ないようである。

4. 七不思議建設の妨害
 せっかく七不思議を作っていたのに、敵国に先を越されてしまうことはよくある。しかし敵国の七不思議の作成はある確率でランダムに決めているようである。つまり敵国が七不思議を作る直前にセーブした状態のとき、敵国が七不思議を作成した後にリセットしてからもう一度やってみると、七不思議を作成されなくなる場合が多い。そこで敵国が七不思議を作成した瞬間にリセットを繰り返せば、敵国に一度も七不思議を作成させなくすることも可能である。


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