[ メガドライブゲーム一覧へ | Ujiの部屋Top ]

◇◆ メガドライブ レビュー(その2) ◆◇

[ メガドライブ レビュー(その1)へ ]

 

大魔界村

 業務用から移植されたカプコンが作成した横スクロール型アクションゲーム。この作品は「魔界村」の続編にあたる。業務用そのままな移植に当時はかなり驚いたが、その難易度の高さに周囲の評価はイマイチ。クソゲー呼ばわりする者もいた程だ。

 私としては武器を真上、真下に撃てる・魔法が使えるなど初代魔界村からの変更点はあるものの、完成度の高い作品になったと思う。ただ、理不尽な当たり判定とか、絶対かわせない玉とかあったりして、「そんな無茶な!」と思う瞬間は頻繁に存在する。特にひどいのは、剣をどうしても取らなくてはならない位置に落とされること! 剣は威力こそ2倍だけど、前に飛ばせないのでこれ以上無く使えない武器である。しかも4面のボスは絶対に倒せない。このおかげで、その前まで調子よく来たのに「死んだ方がまし」な状況におかれた事は何度あることか・・・

 そんな理不尽さに加えて、難易度も高いゲームではあるが、コンティニュー数は無限なので頑張ればいつかはクリア出来るはず! さあキミも何度も何度も何度もコンティニューしまくって、2週目までクリアしよう!

(2004/03/05)

 

タントア~ル

 簡単に言うとミニゲーム盛りだくさんなゲーム。連射したり、ストップウォッチで5秒で止めたり、反射能力を使うものから頭を使うものまで様々なミニゲームが存在する。中には鬼のように難しい(ロボットファクトリーとか)ものもあるけど、大体は程々の難易度で練習すればまずクリアできるようになる。

 特にプレイヤー同士の対戦が面白い。最大4人まで対戦可能である。私の14インチのテレビでは画面四分割は何とも見づらいが(泣)・・・。しかしながら、こんな小さな画面で文句をつけながらも、もかなり白熱できた。大画面のテレビがあるならば、是非とも多人数で対戦してみてはいかがでしょうか? もっとも今となっては、このゲームを知ってる人が少なそうだけど・・・

 

トージャム & アール

 かなりの秀作バカゲー。外人さんが考えたギャグの割には(!)、いい味を出していて楽しめる。アメリカンな絵がさらに雰囲気をかもしだしている。2人でプレイするとより面白いので、このゲームをやるときは是非とも2人でやろう! ・・・とは言っても、一緒にやってくれる人はなかなか居なさそうだが・・・

 一応壊れた宇宙船の部品を拾い集めるのが目的らしい。でも基本的にキャラクターのリアクション、敵キャラの謎の行動、訳のわからん現象を楽しむゲーム。おかげで宇宙船の部品集めはいつも二の次。彼らがこの星から飛び立てる日はいつになることやら・・・?

 

信長の野望 武将風雲録

 言わずと知れた光栄の信長シリーズ第4作のメガドラ移植作。メガドラ版の特徴としてコンピュータの思考時間がやたら早い。1ターンおよそ2秒! 驚異的な早さである!! この早さを堪能するともう他の機種で風雲録はやる気はしない。それ以外は・・・普通の風雲録と変わりません。以上。

 

バーチャ・レーシング

 当時アーケードで流行ったバーチャ・レーシングを無理矢理メガドラで作った作品。ポリゴン計算専用のチップ(SVP : SEGA Virtua Processer)を積んだせいか、縦に長いソフトになっている。
 走った感触はまあ悪くはないけれど、やはりポリゴンが粗さは目立ってしょうがない。タイヤも角張っているし本当にこのタイヤで道を走れるのか? さらに2人対戦で画面を二分割するともっと粗くなるし・・・。ちっとも「Virtua」な気がしない。メガドラでバーチャ・レーシングを動かそうという心意気・努力は認めるが、なにもメガドラでやらなくても・・・

◆裏技

・左右反転コース
SEGAのロゴが出ているときにAとBと上を押しながらスタートを押す。

 

ハイブリッドフロント

 大戦略系のシュミレーションゲーム。但し背景として26世紀の未来を扱っており、兵器も近未来的なものが出てくる(あまり進化していない気がするが)。設定が細かく決められていて、1990年代からの歴史年表まである。この設定が長くて最初はうんざりするが、ある程度進んでから読むと、思わず読みふけってしまう。ゲームのストーリもよく練られていて、ストーリーだけでも楽しめる。特に登場するキャラクター達がいい味だしていて良い。

 ゲームの内容はほとんど大戦略と一緒。違うところは各兵器に耐久力がついたこと。このおかげでダメージを与えてもユニットの攻撃力が減ることはない。しかしこれはこれで良くできていると思う。敵が確率を無視して攻撃を当ててきたり、モノポール砲で余計なことをして味方に大損害くらったりすることに目を瞑って我慢すれば(?)全体的にバランスも上手くとれている。シュミレーション好きなら一度やってみてはいかがでしょうか?

 またシナリオ・キャラクター・兵器のデータをのせたページを作成しました。興味のある方どうぞ見て下さい。

◆ハイブリッドフロント / Uji作成攻略のページ

THE HYBRID FRONT

 

バハムート戦記

 平たく言うと剣と魔法の世界でのシュミレーションゲーム。私はこのレビューを書く何年か前に、このゲームを少しだけやったことある。その時は何の説明もなく無理矢理やらされ、いまいち弱いベルフレイムで貧困地獄に悩まされた挙句、いきなり致命的命中でマスターが死亡したため、ずっとクソゲーだと思っていた。そしてここ最近クソゲーレビューのためと思い、680円で購入した。

 やってみたところ結構面白いことが判明し、何だか得した気分である。選んだマスターもクリムトでサクサク進めたということもあるのだろう。実は初めにガイラム(ダントツ最弱マスター)選ぶかどうか迷っていたけど、もしガイラム選んでいたらここで散々クソゲーの評価をしたに違いない。危ういところであった! ところで普通シュミレーションゲームは途中からダレたりするものだが、最後の戦闘まで気を抜けないという絶妙なゲームバランスが良い。加えて部隊を成長させる楽しみ、部隊の編成を考えることで大陸を制覇する最後の最後まで楽しませてくれる

 今やってみると、覚えるルールが多かったり、初心者はいちいち説明書を見ないと進行がままならぬ、という感はある。だが現在の親切設計ゲームをやり過ぎたためにそう感じるのだろう。当時いきなりマスター死亡なんて不幸な出来事さえなければ、かなりやり込んでいたに違いない。

◆裏技

・エル・ウィンを使用可能に
タイトル画面中にAボタンを2回押してからスタートボタンを押す。

・英雄を何人も雇う
英雄を2人以上雇っている状態で、就任・未就任の英雄がいる状態にする。 未就任の英雄を解雇しようとして、「本当に解雇しますか?」 とメッセージが出たら、就任済みの英雄に合わせなおして決定すると、 部隊に就任したままなのに解雇したことになる。

 

ファイティング マスターズ

 パッケージを見た瞬間からクソゲー臭漂うゲーム。一見すると洋ゲーのようだが、たぶんmade in Japanの和製洋ゲー(?)。一応対戦格闘ゲーム。いかにも格闘ゲームがブームになったときにつられて出したような感がある。

 操作はいたってシンプル。攻撃はBボタンのみ。Cでジャンプで防御は無い。いかにして敵の動きを止めて、威力のある投げに持ってゆくかが勝負の決め手。攻撃がBボタン一つのみの割にはジャンプと方向ボタンも組み合わせることで攻撃のレパートリーがそれなりに増える・・・とここまで書くと何か面白そうだなあ。まあ確かに91年という年代から考えれば、ちょっと頑張ったかな? でもCPUには投げハメ食らうし、画面のスクロールは変だし、効果音は情けないし、減滅する要素も満点。人と対戦すれまだ面白そうであるが・・・今こんなゲームを一緒にやってくれる危篤な人間はこの地上にはいるのだろうか?

(2003/05/16)

◆裏技

・モニターモード
タイトル画面で2PのA、B、スタートを押しながら1Pパッドのスタートを押す。するとモニターモードになる。表示されている項目はいくつかあるが、実際にはASCIIとSOUNDしか使えない。

・同じキャラで対決
まずTWO PLAYERSを選び、1P側のキャラ選択のとき上とAを同時に押す。そこでキャラクターのグラフィックと選んだ名前が違っていれば成功。次に2P側が同じキャラクターを選択すれば同キャラ対決が出来る。

 

ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに

 メガドラ初期に発売されたRPG。マークⅢで発売されたファンタシースターの次期作。初代はやったことが無いが、たしか初代の1,000年後の世界の話である。ストーリーはSF世界の話であり、プレイヤー達のいるモダビア星では地上の天候や自然までもが巨大コンピュータである「マザーブレイン」が管理している。ところが最近、気温の上昇やバイオモンスターの出現など異常が発生し、その原因を探りにゆくところから話が始まる。

 この作品が発売された当時、まだファミコンではDQ3, FF2が出たところである。それから考えると、ゲーム展開・グラフィック・世界観など色んな点で相当先を行っていた。当時には珍しく戦闘がセミオートであることも良かった。ただ、今やってみると・・・・・足は遅いし、戦闘も遅いし、ダンジョンがムダに広くて複雑だし、エンカウント率は高いし、ゲームバランスが微妙に悪いし・・・・・ダメなところが目立つなあ。というか最近の便利機能満載のゲームに慣れすぎたのかも知れない。

 とは言え、復刻版やセガゲーム本舗なんかではゲームスピードを速くすることはできるようだ。作品の背景はよく出来ているので、ストーリーを楽しみたい方は一度やってみてもよいかも知れない。

(2005/07/09)

◆裏技

・シルカに泥棒させる
シルカをパーティーに加える。そして店に入りBを押して外に出る。すると一定確率でシルカがいなくなる。ここで自分の家に帰るとシルカが待っているので、パーティーに加えて持ち物を見る。すると持ち物が増えている。

・ビジフォンの効果と入手方法
ビジフォンはどこでもセーブでき、移動中に使うと見える範囲が広くなるアイテムである。入手方法はセントラルタワーの友達の家に行き、LVを10以上にしたシルカに泥棒させる。

 

ファンタシースター ~千年紀の終りに~

 ファンタシースター(以下PSと略す)シリーズ第4作。ストーリーとしてはPS2の千年後の世界となっており、PS1, PS2で登場した人物もストーリー上に登場してくる。ストーリー上関連の無いダンジョンなどにも、千年前(PS2)からの世界の変化なども描かれている。これまでのPSシリーズをやっていると非常に楽しめるが、この作品からやってもそこそこ楽しめるらしい。私もPS1はやったことないけど、それなりに楽しめた。

 戦闘システムに特徴があり、コンビネーションバトルシステムが採用されている。これは特技やテクニックの組み合わせにより強力な技が出せるというものであったが・・・・・思っていたより強くなかったよなあ。単独で攻撃していっても余り変わりなかったりする。まあそれでも攻撃時の演出は面白かったので、よしとしましょう。

 ここでレビューを書くため、十年ぶりにやってみたのだが、今でも十分できる。この頃のRPGは、移動や戦闘などがかなり早く、ストレス無くできるようになってきたのもあるかも知れない。PS2はさすがにストレス感じたからなあ。というかこの後のRPGは、演出過剰で戦闘時間が長引くようになる。むしろストレス溜まるようになってくるからなあ・・・。ああ、この頃のRPGが懐かしいなあ。

(2006/07/12)

◆裏技

・サウンドテスト
まず一度ゲームをクリアする。そしてゲームスタート画面でBを押す。するとサウンドテスト画面が出現する。

 

ぷよぷよ

 私がメガドラを買う前に買ってしまったゲーム。当時アーケードで「ぷよぷよ」が出ていて、そこでかなりハマってしまい思わず買ってしまった。当時はまだぷよぷよはMSXやディスクシステムで出てはいたがあまり有名ではなかった。まさか後にあんなに有名になるとは思わなかった。
 今となっては14連鎖全消しとか出来る人間も増えてきたが、私はいまだに13が最大。一応これでも流行りだした当時は地方では敵無しの強さを誇っていたのだが・・・(と過去の栄光に浸る)。当時から12連鎖出来ていたのだが、当時は攻略本も無い時代。5連鎖できると超人クラスだったのになあ。しかも私の主流は「挟め込み」型のため、一見適当に積んでいるようにしか見えない(と言われてた)のに大連鎖を起こすので、まぐれとも思われてしまったこともあった。さすがに何連続も10連鎖を見せてあげたら納得してくれたけど。というか呆れられた、という方が正しいかもしれない。

 さて私のどうでもいい過去の栄光は置いといて、このゲームは落ち物ゲームに対戦の要素を盛り込んだのがポイント。当時の落ちゲーといったらテトリスタイプの延々と続くタイプしか無かったので、対戦タイプが如何に斬新だったことか。以降落ちゲーといえばぷよぷよタイプの対戦型が主流となった程。まさにテトリスに続くパズルゲーム界のセカンドインパクトであった。このゲームがアーケードに出た頃、私もかなりハマり授業中にはノートに書き込みまくり、さらには夢に見て苦しまされる程であった。私の青春時代の思ひ出ともなるゲームでもある。何だか悲しい思い出だが・・・

(2003/05/25)

◆裏技

・相手のぷよの高速落下を防ぐ
プレイ中2Pパッドの右か左を押す。(アーケード版初代ぷよぷよでも出来ます)

・サウンドテスト
タイトル画面でAA左BB左CCの順に押し、「おぷしょん」を選ぶとSOUND TESTの項目が加わっている。

 

ぷよぷよ通

 ぷよぷよの第2作。前作と比較して相殺システムが出来たのが最大の特徴。この相殺システムがぷよぷよ人気をさらに不動のものとすると共に、コンパイルの会社方針を転換させついには倒産に追い込むことのきっかけとなったのである。後にSUNとかよ~んとか出たけど、通がもっともバランス良く出来ている作品であったと思う。

 通は相殺以外にも、2つNEXTを見れるようになったとか、得点ぷよ・岩ぷよも出てきたとかの特徴もあるけどやっぱり相殺システムは偉大なり。前作で10連鎖作ったのに、その発動中に5連鎖発動されて負けてしまうという、試合には負けたが勝負には勝ったという名誉の死を遂げることも無くなったので。これで心置きなく皆をいぢめていたら・・・相手してくれる人が居なくなりました。やはり常にちょっとだけ勝って次も戦う気を起こさせて金を徐々に奪うのも、ギャンブルで勝ち続ける一つの作戦というもの。以降、私はぷよぷよを封印することとなり、ぷよマスターへの道も自らの手で絶つこととなった。これもまた青春時代のほろ苦い思ひ出である。やっぱり、何だか悲しい思い出だが・・・

(2003/05/25)

 

ブロックアウト

 簡単に言うと3Dテトリス。たしかアーケードにもあったような記憶もあるけれど、私が始めてやったのは大学の端末室にて。マインスイーパのように、ちょっとした暇つぶしゲームとしてインストールされてたのを、私とA氏が2人だけでダントツの記録を叩き出す程やっていたのがきっかけ。残念ながらA氏の超人的な記録には全く及びもしなかったが、それでも3位の人と一桁違う得点差を付ける大記録を叩き出してはいた。残念ながらそのゲームを延々と続ける我々の姿を見てか、そのゲームは消されてしまったが、当然ながら私のこのゲームに対する熱は収まる訳が無く、メガドラにてこのゲームを購入することとなったのである。

 立体の分だけなんと回転が3方向存在する。これを自由自在に操るまでにはかなりの努力と根性と才能が必要とされる! そのため難易度極悪。しかもメガドラ版は見づらくてすぐ目が痛くなる。この回転が上手く出来るようになるとかなり面白いのだけど・・・・多くの人は理解する前に、この難易度により挫折してしまう。おかげで私のやり込みを理解してくれる人はいない・・・。悲しいかな。

(2003/05/25)

 

ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌

 ベアナックルシリーズ第2作。この作品はかなりやり込んだ。見た感じ某Kプコン社の「FァイナルFァイト」をチープにしたようではあるが、殴っててかなり爽快感があるのかよい。音楽もノリがいいし何度もやってしまうゲームであった。

 この作品かなりバカゲー臭のするゲームである、と思うのは私だけだろうか? まず使えるキャラからしてイロモノぞろい。熱血青年・アクセル、「元」婦人警官パンチラが色っぽい(?)ブレイズ、兄貴を救出に行く少年・サミー、友人アクセルの手助けにきたプロレスラー・マックス。まともな職に就いているのはマックスだけ?(でも弱い)しかも敵も負けじとイロモノぞろいで、初めてプレイしたときはかなり笑った。

 このゲームのある意味斬新なシステムとして「受身」がある。投げられたら上+C。猫のようにスタッと立ち上がり、なんとノーダメージ。ベアナックラー上級者ともなると混戦中に投げられても無意識のうちに受身が取れるようになる。なおこの受け身を利用してわざと味方を投げ、敵にダメージを与え投げられた本人は受身でノーダメージという、ザ・マシンガンズもビックリのスーパーコンビプレイも可能である。

 このゲームをするときは出来れば2人でやろう! 今となっては一緒にやってくれる人も希少数ではあるが・・・。このとき味方を殴るとダメージが与えられる。うっかり味方を殴ったり、投げたり、必殺技喰らわしすることはよくあることなので、そのうちケンカになること間違いなし。しかし、それが楽しい。
 万が一、協力プレイを楽しみたいときはMANIAモードを薦める。MANIAモードは超絶極悪難易度。ザコの数がメチャ多いくせに、ザコのライフが最初から1周している。そのうえ足も超速く、サミーのダッシュして敵に飛びかかる技(名前忘れた)を、高速で後ろにまわられてアッパーで撃墜されるほど。周りを囲まれてタコ殴りされてライフ半分減らされるなんてザラである。とにかく協力しないとすぐに死亡する。協力していても、マックスだとトロくて開始早々リンチ! 開始早々、死亡すること間違いない。

 数あるメガドラソフトの中でも一番やり込んだゲームとあって、つい長々と書き込んでしまったようである。とりあえず、いろんな意味でも楽しませてくれる要素が盛りだくさんなゲームであるので、是非とも一度はやって頂きたい。

(2004/03/05)

◆裏技

・追加オプション
モード設定画面で2PパッドのAとBを押しながらオプション画面にはいるとレベルセレクト、プレイヤー機数設定、ラウンドセレクトが出来るようになる。

・同キャラを使う
タイトル画面で1Pパッドの右とB、2Pパッドの左とAを押しながら2PパッドのCを押す。

・KO数の表示
プレイ中にポーズをかけてAを押すと画面左上のライフメーターの上にKO数が表示される。

・エンディングを見る
タイトル画面で1Pパッドと2PパッドのAとCを押したまま、両方のスタートを同時に押す

 

マージャンCOP竜 白狼の野望

 警視庁マージャン特捜部の中でも「役満許可証」を持つというスペシャルエージェント「竜」となり、麻雀シンジゲート「白狼」の崩壊と、竜子を救出することが目的である。プレイヤーである「竜」は麻雀によって「白狼」の配下を次々と倒してゆき、そして白狼のボス「ジャレイシ」倒してゆく。

 設定からして、どこかイッちゃった感がある。実際にプレイしてみると、敵は仮面ノ○ダーとか、丹波○郎とか、デー○ン小暮とかのパクリキャラばかり。バカゲーとして、かなり狙っている。麻雀そのものも、積み込みあり、ESPパワーで敵の牌を見たり、イカリパワーで一発ツモできたり・・・・・全くもって、まともな麻雀ゲームではない。

 ただ残念なのが、実際の麻雀ゲームの部分があまり面白くない。まともじゃない麻雀ゲームにするなら、もっと多くの技を入れても良かったのでは、とも思うところ。脱衣麻雀だってもうちょっと技があるし。それに運が悪いと一発終了、逆に運が良くなると最強積込イカリパワーでW役満一発終了。どっちにしろ一瞬で終わるので、どうも味気ない感が残る。もう少し練り上げれば、良い作品となったことだろう。

 とりあえずこの作品は麻雀ゲームとして楽しむのではなく、バカゲーとして楽しむのには良いだろう。なおメガドラには「バトルゴルファー唯」という同じような作品があるが、たぶんこの作品の開発者達が携わっているのかも知れない(未確認)。

(2005/06/12)

◆裏技

・サウンドテスト
タイトル画面の時にAボタンを押しながらスタートを押す。

・便利パスワード
パスワード入力画面で、萬子の1,1,1,2,3,4,5,6,7,8,9,9,9,9(九連宝燈)と入力すると技力・運が50の状態で開始できる。
また筒子の2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8(大車輪)と入力すると、イカリ・ESPパワーが2つづつ持った状態で開始できる。

 

魔道物語Ⅰ

 ぷよぷよの方が有名になったため、この作品の方が「ぷよぷよキャラが登場する作品」となったが、本当は逆。魔導物語がMSXで出た後に、アーケードのぷよぷよから魔導キャラが登場するようになった。いちおうGG版では魔道物語1・2・3が登場していたが、本作品はその魔導物語1のメガドラ版。この作品が発売された時、セガではメガドラからサターンへ急激に移行しだし、もうメガドラのゲームは月に1本出るかどうかという時期。売られたことまでは知っていても、実際にやったことがあるという人はごくまれなのでは?

 ゲームシステムは3DダンジョンのRPG。アルルが幼稚園児の頃の話となっている。アルルは卒園試験のため、塔の中へと入る。その塔から抜け出ることで試験は終了。つまりこれがゲームの目的となる。しかしただ塔から抜け出るだけではなく、途中に存在する数々の問題を解かねばならない。その問題を解き、得点を稼ぎ、90点以上獲得しないと試験に合格できない。しかし・・・・・幼稚園児からこんな危険極まりない場所で試験をさせられるとは、厳しい世界である。私なら幼稚園で延々と留年しそうだ。

 戦闘ではアルルの体力・魔力等のステータスが表示されない。アルルの表情やセリフで残りの体力を知るしかない。さらに戦闘はリアルタイムで魔法はコマンド入力。これは結構斬新である。ただ敵は回復アイテムを多く落としてくれるし、LVアップすれば体力・魔力は全快するのもあって、やや難易度は低い。また問題そのものもそれほど難しくは無いので、サクサク進むことができる。本腰入れてやると、結構アッサリ終ってしまうくらいかと。気分転換に、気軽にやってみるという作品であろう。

(2004/11/15)

 

ヨーロッパ戦線

 名前の通り、第二次大戦の時のヨーロッパ戦線(アフリカもあるけど)を舞台としたシュミレーションゲーム。この手のゲームの特長として史実や兵器を知らないと全く面白くないという感があるが、このゲームもそのうちの一つであるだろう。いちおう将軍の紹介や兵器の性能は出ているけど、何も知らない人間にはかなりの抵抗感があるらしい。散々な言われようであった。というか「このゲームは?」と聞かれて、熱くゲームとはまた違う話を1時間もしてしまったのがダメだったという話もあるが・・・

 まず将軍達の能力を決定することが出来るのだが、その時点でかなり燃える。グデーリアンは戦車能力ないとダメだとか、ロンメルは指揮能力ないとダメとか思わず3時間くらいかけてしまった。但し問題はこの後のゲーム内容で、思った通りに動いてくれないのにイライラ。もともと自分が指揮官となり思いどうりにならないところまでシュミレーションした(?)ゲームであるものの、変なところで引っかかって動けなくなっていたり、思わぬ損害を受けるとさすがにイラつく。気分転換のためのゲームのはずがストレスをさらに蓄積してしまうという、精神衛生上良くないゲームである。非常に精神状態がリラックスしていて、ストレス溜めても次の日の仕事(勉強)に響かないときにしかやれないゲームである。

(2003/06/15)

 

ライトクルセイダー

 もはやサターンが登場し急激にメガドラのゲームの発売本数が減り始めていた時に、トレジャーから発売されたアクションRPG。メガドラもまだまだ頑張れるぞ! と思わせる作品ではあったのだけれど・・・数ヶ月後にはもう殆どソフトが発売されなくなってました(泣)。やはり時代の流れには逆らえなかったようである。でも同年(95年)に発売されたサターンのソフトと比較しても、いやむしろ比較することすら愚かと思える程の秀逸な作品であると言えよう。

 パッケージやグラフィックを一見すると洋ゲーか? とも思われがちだが、れっきとした日本製ゲームである。ボスの動きを見てるとトレジャーの18番、多関節キャラであることも分かるはず。ゲームの内容としてはクォータービューで、人の頭の上に乗ったりできるところなど、どこかランドストーカーっぽいところがある。しかし十字キーの操作は簡単になってるし、先に進むにも謎解きがメインで、テクニックは左程要求されないので安心して欲しい。でもランストをやり込んだ人からすると物足りないと言われそうだが・・・。

 全体的に演出がよく出来ている。特に5Fは忍者と戦ったり、戦車と戦ったりするのには驚いたはず。・・・って、これだけ書いたらそういうゲームかと勘違いされそうなので一応書いとくけど、このゲームの舞台は中世風の世界である。ストーリーにはちょっと(?)難があるが、ARPGのストーリーなんてこんなもんでしょう。そんなことよりボスが恐ろしく固いトレジャーにしては珍しい現象であるが、ラスボスのあの弱さはどうかと思う。瞬間移動する魔術師の方が遥かに強い気がするのだが? というか他のボスも?? まあボスの弱さには目を瞑ることにして(!)、その他は良く出来ているので十分に満足できるゲームと言えるのではないでしょうか。

(2003/06/01)

 

ラスタンサーガⅡ

 剣、大剣、爪等の武器を駆使して敵を倒していく横スクロール型アクションゲーム。グラフィックはかなり粗雑(ソダンと同レベル)。しかもアメコミ調。この時点でかなりクソゲー臭が漂う。実際やってみると、やっぱりクソゲーであることが分かる。パッケージとソフトの中身が伴う正直なゲームである。ついでに希望小売価格も低ければ、日本全国の不幸な市民の数も減らせたことだろう。

 この主人公かなり足がのろい。速く進むためジャンプしながら進む「ソダン現象」が生じる。武器は3種類あるけど結局なに装備してもあまり変わらない。ボス戦は非常に単調な攻撃で倒せてしまい、なんだかもの悲しくなってくる。クリアまですると余計悲しくなってくる・・・。もう二度とやりたくない・・・

 

ランドストーカー ~皇帝の財産~

 斜め見下ろし視点の立体を動きまわるアクションゲーム。ゲームの中の世界はまさに「箱庭」。町では人や動物がいる。この人や動物の頭の上にライルが乗る。しかし何事も無かったような顔をして歩いている。さらに頭の上でスキップしたり、頭の上に本を何冊ものせたり、婆さんに形見の壷をぶつけて破壊したり、高速ニワトリの上にのったり、etc.・・・。傍若無人な振る舞いをしても何食わぬ顔して歩ってる。実際にプレイしてみるとこれがまた笑える。

 このゲーム難易度が結構高い。通常移動は十字キーを斜めに押して歩かなくてはならない。初めてやる人は千鳥足で、まともに歩くことさえままならない。そのうえ普通のキー操作でも難しい罠のオンパレード。コントローラーを投げつけ「もう2度とやらん!」と何度言ったことか・・・。でも結局クリアするまでやってしまう、不思議なゲームである。

 また視点を利用した罠(視点の変更はできない)が結構多い。木のかげに宝箱があったり、敵がいたり、崖の見えない部分に階段があったり、etc。中でも難しい罠は、どう動いているか分からん空中ブロック。そもそも影が無いから、どの位置に空中ブロックがあるか全然分からない。こういう場所では運を天に任せて思い切って跳ぶしかない!

そしてまた谷底へ・・・
「やってられるか! 畜生!!」
・・・と言いつつもまたプレイするんだけどね。

(2002/04/28)

◆ランドストーカー ~皇帝の財産~ / Uji作成攻略のページ

ランドストーカー ~皇帝の財産~(役に立たない? データ集)

◆裏技

・モンスターレース
ニワトリレースの部屋に2PパッドのAとCを押しながら入る。

・アクスマジックなしで大丈夫
敵の攻撃を受け体が点滅している間にアクスマジックで切る木に向かって進むと通りぬけられる。また敵が木にくっついた状態で敵にトドメをさすと木が無くなる。

 

レンタヒーロー

 メガドラNo.1のバカゲーとの誉れ高いゲーム。主人公はヒーローになれるスーツをSECA(SEGAではない)からレンタルして、「レンタマン」(名前変更可能)となりヒーローとしての仕事をする。仕事はテラドライブ(知ってるかな?)を通して依頼を受ける。その仕事をこなせば依頼主からお金をもらえる。

 最初はラブレターを届けてあげたり、出前を届ける手伝いしたり・・・
何処がヒーローなんだ!?
という仕事しか依頼されない。ここをなんとか我慢(?)するとそのうちボディーガードとかそれらしい仕事を依頼されるようにはなる。ヒーローも名の無いうちは大変なんだなあ。

 ゲームのコンセプトはいいんだけど、アクション部分で攻撃手段が少ない。かなり戦闘が単調になってしまうのが残念なところである。DCで続編にあたるレンタヒーローNo.1が出てるみたいなので、DC買ったら是非やってみたいところである。

◆裏技

・サウンドテスト
スタートかコンティニューを選択する画面で、上とAを同時に押す。


[ メガドライブ レビュー(その1)へ ]


[ メガドライブゲーム一覧へ | Ujiの部屋Top ]