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- 2007年 3月 -

 

・3月 3日(土)

お別れ会

 いやあ今週もまた大変だった。正直、ここに書かれたことはオフレコにして頂きたいのだが、週末にあった学会がとてもヤバかった。なにせ先週までデータが出てなかったりしたし・・・。というかソレ以前の問題だったりしたし・・・。一応、何事も無かったかのように発表は行えたのだが、データも出てないうちに見込みで受け付けはしないで欲しいところ。論文捏造は、きっとこんな環境で為されるものだろうと思う今日この頃。

 さてと今日はもう一つイベントがあった。それはクビにされた某氏のお別れ会だ。この会は、去年まで一緒にいた事情の知らなかった方々が開催してしまったのである。彼に散々な目に遭わされた私としては、こんなお別れ会に出るつもりは毛頭も無い。しかし彼がある事ない事、いやない事ない事言われてもムカつくので、仕方がないから出なくてはならない。でも、この会では私が最年長者だったりするので、支払いでも多めに出さねばならないのが嫌なところ。ただでさえこの前、かなり大きな出費をしたばかりなのに!

 さて会場は、銀座だったりする。頼むからもうちょっと安そうな場所で・・・・・と思ったのだが、でも店はリーズナブルな金額。いやホッとした。ただその分、隣は怪しげな店があり、若い女性達連れで行くには抵抗感ある場所だったりする。でも店は大反響だったし、料理もそれなりに美味しかった。ただ、泡盛を大量に頼んだけど、味は全く分からなかったりした。まあ出たくもない飲み会に出てるから、酒を味わわずにガバガバ飲んでいたのもあるけどね。

 なお今回は彼に花を持たせて特に反論はしなかったが、知らないからって調子のいい事を言ってたなあ。まあ私がいるから余り酷いことは言わなかったが、私がいなかったら何を言われてたことか。「今の会社には余裕が足りない。橋は硬く作り過ぎたらむしろ壊れる。多少のたるみが必要だ」だって。あんたが橋作ったら、たるみ過ぎて危険極まりない橋になると思うけどね。なにせ休んじゃいけない日に、有給使ってF1見に行ったりしたし。その他に彼がピンチの日に私も土日も返上して仕事したのに、彼はちゃっかり代休とって年末休んでたこともあったし。

 まあ彼とはこれ以降会うこともないし、とりあえず今日会った人には後で弁明することにするか。まあ、その場にいたのは若い娘たちなので、「弁明」を理由に会って話ししたいのもあるしね。

 

・3月 4日(日)

やり過ぎ

 さて今日も日曜だというのに、仕事である。というか今日やらねばならない仕事は、かなりやる気が無い。公的予算を使用しての仕事があるのだが、ここでまたトンでも無い事を言われてしまった。なんと全ての消耗品の受払簿、つまりいつ何をどの位使ったのかを書けというお達しだ。毎日幾つ使ってるのか分からないくらい使うような紙とかまで、何日に何枚使用したかを書けだって? 何をアホな事言い出すんだ!?

 公的予算を使う以上、購入した物は責任を持って使用しなくてはならない。でも、どこかのおバカな教授先生が流用しちゃったりしたもんだから、こうして厳しくなってしまったのだろう。だが・・・・・ここまで細かい事までやる必要があるのだろうか? 少なくとも、こんな事を言ってきたお上の方でも同じように、否、それ以上に厳しく予算管理をした上で、言ってきて欲しいものだ。なにせ彼らは給与までも「国民の血税」を使ってるのだから。テメーらが出来もしない事を、他人に押し付けてんじゃねーよ!

 とりあえず、今更ながらに過去の記憶を辿りながら、消耗品の受払簿を急遽作成中である。あいにくノートは毎日記載していたので、頑張れば記入は出来るのだが・・・・・なにぶん消耗品は200品近くあって全てを間違わずに記載するのが「大変」だ。いや「大変」の一言で言い表せないほど大変だ。全く、こんなアホな事を言い出した奴の顔を見てみたい、否、殴り倒したい程である。

 

・3月 9日(金)

お別れ会(2)

 今日はなぜか、また彼のお別れ会。今度は社内でである。彼をいらないからクビにしたのに、なぜにお別れ会なのかは問わないことにしよう。でもこのまま彼を追い出していらぬ文句付けられるより、いちおう気分良く(?)追い出してあげるとしましょう。というか彼も居なくなることだし、ここが節目でそろそろ書いてみることにするか。書こうと思っていることは去年の職場での出来事だ。今日はその去年の文句でも書いてみることにする。

 去年もここの日記でもちらほら文句が出ていたが、いやまた久しぶりにあの寮での出来事を思い出してしまう程、ヒド過ぎる仕打ちに会ってたなあ・・・。なお去年とある「仕事」を言われて木更津へと集まったのだが、まず最初に職場には机以外に何も無い、電話線も無いから電話も通じない状況であった。これで何をしろと!? と思ったのだが、まあここまでは我慢するとしよう。もっと悲惨だったのは、この職場に集まった者が4名いたのだが、そのうち2名が全くと言ってよいほど非協力的であったのである。

 なおこの任務に対して、皆さん殆ど知識すら全くない、ド素人集団であった。そのうち非協力的な1名はちょっとは知識があったようだが・・・・・その人は「仕事」するどころか、全く喋ってくれなかったからなあ。こちらから話かけても、基本話題をそらして終わりだったし・・・。もう一人の非協力員は微妙に雑用はこなす程度。まあ何もしないよりはマシな程度。で、基本調子の良いことしか言わない、口だけ野郎だったし。口だけ野郎は「任務」に対して何もしようとしない、その割に自分が仕事できないのは他人のせいにばかりする。テメエが出来ないのは、能ナシどころかやる気も無いのは、皆が分かってることだ。言えば言うほどイタさが見えてたまらない。

 で、こんな状況で、どうやら私がこの場の責任者らしかった。と言う事はだ、この任務に失敗したら私の責任だ。何てこったい! 奴らは責任取られないらしい。おかげで余裕シャクシャクで、全く「任務」が進行していないのに気にしてないようだ。だいたいチップ詰めや洗い物なる雑用中の雑用すらしてくれない。おかげで私は家に帰っても土日も殆ど休み無し。にも関わらず、奴らは勤務中に有給をいかに使うかの話しかしない。まだ入社したばかりなのに、有給を全て使う気でいる。すげえよキミ達。大した大人物ぶりだ。

 さてこんな状況なので、我々の「仕事」は全く進む訳も無い。正直、ド素人なので只でさえ分からないことばかり、というか何が分からないかすら分かってない・・・。「奴らは一体何をしてるんだ!?」という文句も言われたい放題。本来ならば胃潰瘍になってもおかしくないところだが、残念ながら両親から与えられた健康過ぎる体のため、胃には負担は来るが胃潰瘍までには至らない。こういう時ばかりは、身体の弱い人が羨ましいと思ってしまった。

 さて昨年の「仕事」は大失敗と言ってよいほどの結果であった。それでも、私は不思議とクビにならずには済んだ。だが去年とは立場が全く変わり、格段に動きやすくはなった。とりあえず今は信用を回復するため必死で働いているところだ。昨年のアノ現状は天が私に与えた試練として、甘んじて受け止めるとしよう・・・

 さてここから本当のホンネトークをしよう。上のことでもちろん私の怒りが収まる訳がない。もっと掘り下げて言うとしよう。さて、実は私は最初から嫌な予感で一杯だった。最初は4名で集まって打合せが行われたのだが、まずトップ同士での会話で話が全く噛み合ってなかった。その打合せは職場の初顔合わせの意味合いが強かったのだが、あれ、コレはどうなのか? と思っていた。でも、その時は意外とコレで何とか上手くいってるのだろうと、高をくくっていた。

 正直この考えが甘過ぎた。木更津で4名集まったものの、誰もが明確な任務を持たず、何をしたら良いか全く分からない混乱状況であった。その上、「責任者」たる私がこの職場で何とか「仕事」をしなければならないように言われる。ちょっと待て! 私はまず、まだ勤めて数日もたたないペーペーもいいところだ。しかもかの打合せの酒飲んでの話合いで言ったことを理解して、「成果」を上げろって・・・。無理でしょ!? というか私はこの時思ったのだが、実はこの場は予算集めのためにとりあえず頭数だけ集めたのでは? だからこそこんな適当な人達が集められたのでは! そして私は「仕事」が失敗した時のスケープゴートとして来てしまったのでは!? 去年の状況から考えても、とてもそうとしか思えない状況であった。

 さすがに私もむざむざと犠牲になるほどのMではないので、色々と頑張ってみた。だが残念ながら、明確な目標もない上に、完全にド素人で知識も無い上、目の前にいる人達の協力も得られないとあっては、限界がありすぎる。砂漠の真ん中に裸で置かれてきたようなものだ。せめて目の前にいる人達が手助けしてくれれれば・・・・・。全く私が苦しんでるってのに、「頑張ってね」とだけ言って何もしない。てめえらの血の色は何色だーっ! とレイの如く吠えたかった。

 とりあえずそんな非人間2名をここで紹介しよう! まず1人目はNという「おばちゃん」。1月のうち1週間くらいやってきて、全く会話しようとしない。どうやらPCに向かって何かしているようだが、自分が何の仕事をしているのかを全く話さない。何もしないのならこちらも何もしなければ人畜無害かと思いきや、どうやら我々の行動をとある方に密告しているようだった。しかもダメな事ばかりを。確かに我々には問題が多々あった。しかしアンタは最年長者で地位もあるんだから、その場で注意するのが筋だろう。というかアンタも我々が立ち上げ時期の雑用に追われる時期に、シカトしまくって何もしなかったのは、もっと問題じゃないのかい? それにアンタの意見でパーティション入れたときも、皆の言いたい放題の意見を聞いて設計して、寸法測って、金額の見積りして、振込みまでしたってのに、完全無視してくれたよね? 最後にもパーティションを全く片付けず、おかげでギックリ腰になったことある3人に運ばせてたし。

 まあでも正直もっとヤバいのは、もう一人の口だけ野郎・Yである。私も不覚にも半年くらい奴の本性に気づかなかったのだが、さすがに1年たったくらいにはよく分かった。奴は出来る限りサボることしか考えない。基本、誰かに言われたら面白くなさそうに動くが、誰かに言われないと全く動こうとしない。しかも偉い人が来たら、さも自分が全てをやったかのように大きく言い出す。おいおい、しかもソレ俺が殆どやってるから。さらに言えば、実験やらせても私より年季あるクセにかなり出来ない。学部生でもできる濃度計算すら出来ない。本当にお前大学院出たのかよ!その上で去年の最初の何もできない時期には「これじゃあ何もできない、飼い殺しだよなあ~」だってさ! ホント、そのセリフをよく言えたものだ。

 いや彼の能無しっぷりには苦しまされた。上でも書いたように「任務」について言っても全く動こうとしない。それなので彼の得意そうな分野、クローニングをやらせたのだが、ここでも大失態。まさか何もクローニング出来てない空ベクターを送ってくれるとは・・・。その恥ずかしい失態の弁明を誰がさせられたと思ってんのか!? その後、大失態の名誉挽回をすべく働く訳ではなく、「汚名挽回」するかのような無気力っぷり。とても普通の人の神経では信じられない。彼の無神経さを学術的に研究したいくらいだ。

 なおこの前は某S社(かなり有名な会社だったりする)の依頼を2ヶ月以上にわたり放置し、その上一番重要な時期にはF1を見に有給を使って遊んでたりした。アンタS社にケンカ売る気ですか!? さすがに最後にはヤバくなって私が尻拭いさせられたりした、否、尻拭いというより全部やらされたんだけどね。その尻拭いでは私は土日を返上し仕事させられたし、私自身の仕事が遅れて後で怒られたりしたのだが、彼は仕事が終わったらどこゆく風。いかに有給を使って正月休みを充実させるかで頭が一杯だったようだ。というか私が尻拭いしてた日、どうやら彼はその分を年末に代休を取ってたようで、年末休んでいやがった。私は腹を立てて「休んでもいいけど、来年その席は無くなるよ」と言ったのだ、本当にクビにさせられていたりした・・・

 さらに言いたい事がある。奴は妙に「礼儀作法」にこだわる。私が電話で一箇所敬語を間違ったら、何を思ったか文句たれてきやがった。「社会人たるもの、礼儀作法ができてなければ失格だ」だって!? まずテメエの方が間違いだらけじゃねえか! そのクセ、人に会っても目を合わせようとしないし、ちょっとでも気に入らない人には無礼な態度をとりまくる。そののせいで、俺らが陰で謝ったことが何度あったか・・・。何を勘違いして「礼儀作法」を語ってるのだろうか? いや何よりも奴は金を貰ってるクセに仕事しない、人が仕事で苦しんでても仕事しない。コレは「社会人」以前に、「人」として問題じゃないのか!? よく礼儀作法を語る輩ほどなってないんだけど、彼ほど出来てない人は本当に珍しくて仕方が無い。

 さて彼は、さすがにこれまでの悪行の責任をとらされ、この春からめでたく退職することなった。いやあ良かった良かった。まあそれでも我々はピンチなのは変わらないんだけど、また一つお荷物が減って気分は楽になったところ。しかし・・・・・よりによって去年はダメな奴ばかり集めたなあ。さらに言うと、本社にいたMさんも文句ばかり言うダメ人間だったらしいし。まあとりあえずこれで膿は出尽くしたし、私も文句を出し尽くしたところ。これからが正念場、さあ頑張るとしよう!

 

・3月21日(水)

吸血鬼退治

 いやはや、年度末はお役所に提出する書類が多く、ここ最近は日誌を書くヒマなんて全くなかった・・・。なおここ最近、書いた書類は200枚強。しかも化学物質の取り扱いとか、微生物の取り扱いとか、書くのが非常に面倒臭い書類ばかり。まあ我々の業界は、何か怪しげな研究をしてないかどうかと真っ先に目くじら立てられることが多い。危険な毒物・劇物を使用してないかとか、病原菌を扱ってないかとか。そのために申請の書類を百枚単位で書かねばならなかったりする・・・。しかも、これまた何十枚にもわたる法律や条令を熟知した上で書かねばならないので、記載するのに非常に時間がかかる。というか、書けと言ってきたお役所の職員すら、書類の記載方法を全く分かってなかったりするし。

 なお我々の業務では、劇物・毒物は強酸や強塩基、そこら辺でもよく使用する有機溶媒ばかり。それも極微量である。そんな程度なのに、百枚単位で書類を書かされるのはかなり納得いかない! そもそもメタノールは医薬用外劇物なのに、アセトンはそうじゃないという、基準が超曖昧だったりする。きっと何も分かっちゃいない学歴だけしか自慢の無い官僚が、適当に決めたとしか思えない基準だ。というか、私の場合はコレ書いても勤務時間にカウントできないから止めて欲しいところ。おかげで平日の夜は睡眠時間を削られるし、土日も全く無くなるし、頼むから書類の枚数を無意味に増やすのだけは止めて欲しいところだ。

 さてと、前置きが非常に長くなってしまったけど、今日は実は祝日だったりする。思わず通常時間に職場に出かけてしまったのだが、とりあえず今日は久しぶりに早退(?)することができて、久しぶりにゲームを長時間堪能することができた。長時間と言っても2時間程度なんだけどね。でも久しぶりに高橋名人の言う「ゲームは一日一時間」の鉄則を破ることが出来て、感無量である。

 さてと今日は、久しぶりにファミコンのゲームを。悪魔城ドラキュラを記憶している人はいるだろうか? かの有名なコナミから販売された作品だが、これがまた本当に良く出来た作品である。ゲームバランスやBGMは秀逸で、当時にしては相当な努力が伺える作品である。最初はディスクシステムで販売された作品だが、後にROMでも販売されている。かくいう私はそんなディスクシステムからの愛好家で、当時は2週目まではノーコンティニューでクリアできていた。そんな作品を久しぶりにROM版でやってみることにした。

スタート画面
ゲームスタート! 懐かしい画面だ。
死神との対決
おそらく本作品最強の敵。手強すぎる・・・

 いやあ、久しぶりにやってみると、全然進まないなあ・・・。忘れていることが多すぎるというか・・・。いちおうステージ5までは進むことが出来たんだけど、他の何でもないところで死にまくること、死にまくること。まあこの作品も、よく考えて見れば20年経つのか。私自身はつい最近のことの気分なのだが、実は相当な年数が経っていたのだなあ。

 

・3月31日(土)

モスクワ陥落

 今度は石川県で震度6強の地震があったという。最近はいつも地震が起こらない地区で大地震が起こるようで。どこかの国が小型核爆弾の実験でもしてるんじゃないかと、ちょっと疑いたくなってくるほど。そういえば、そろそろ関東や東海地方で地震があるとか言われているけど、いつまで経っても地震が起こる気配が無い。不謹慎ながらも、自分の所では起こらず、他でエネルギーを分散して欲しいと思っていたりする。

 さてと今月もまた日記を書くペースが落ちまくってるなあ。100枚単位で書類を書いたと思ったら、突然学会に参加しろとか言われるし・・・。う~ん、最近本当にコピーロボットが欲しいと思うところ。鼻の赤い私を見たら、鼻を押さないように。という小ネタは置いといて、ようやくゲームする時間ができて、久しぶりにアドバンスド大戦略を進めてみた。確か・・・・・41年でモスクワまでは目と鼻の先まで迫っていたはず。とりあえず、同じ赤でもこちらの赤の方の鼻を叩いてみた。

モスクワ陥落直前
首都モスクワに爆撃した後、あとは歩兵で占領するだけ

 いつもならモスクワ直前辺りで大雪に見舞われるのだが、今回は3日間雪にやられはしたが、その後はカラッと快晴。晴れさえすればソ連軍なんてものの敵ではない。かの有名なドイツ空軍・ルフトバッフェにより敵を蹂躙するのみ。いちおう対空戦車だけは厄介なので野砲を配置してチマチマ倒しつつ、要塞で固められた陣地も簡単に陥落させた。このマップも晴れるとこんなに楽勝なんだなあ・・・

 さて次は、やろうと思えば大勝しウラルまで行くこともできるが、さすがにあの難関マップをやる気力はない。攻略する時間もないし・・・。という訳でここはユニットの経験値稼ぎだけを行って、次のマップに備えるとしよう。なお次はコーカサス(勝利)かセバストポリ(引き分け)で、そろそろ4号戦車に長身砲のF2型、さらにティーガーが登場する頃。やっと進化させたら弱くなるというジレンマから開放される。それに向けて3号戦車を進化させまくって、経験値を貯めておくこととしよう。

 


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